米Microsoft、オープンソースの全文検索システム「BitFunnel」を公開

 米Microsoftが「BitFunnel」という新しいオープンソースプロジェクトを開始した。同社の検索エンジン「Bing」向けのアルゴリズムをベースとした実験的な情報検索システムで、高速さを特徴とする。現在、早期段階のコードが公開されている。

 BitFunnelはBingで利用されている高性能な全文検索システム。キーワード、フレーズ、数学的表現を含むクエリに対してドキュメントを識別・ランク付けするアルゴリズムを持つ。BitFunnelのほか、C++表現「NativeJIT」、JavaおよびLuceneベースのツール「Workbench」の3種類のプロジェクトで構成される。ライセンスはMIT License。

 開発チームによると、アルゴリズムの一部をオープンソースにした段階であり、新しいシステムが実際にドキュメントの解析やクエリ処理を行えるようになるにはもう少し時間を要するとしている。今後、ほかのコードも公開する予定とのことだ。

 対応プラットフォームはWindowsおよびMac OS X、Linux。ただし、プロジェクトによるとまだ不完全な状態だという。利用にはCMake(バージョン2.8.11以上)、C++コンパイラ(GCC 5以上、Clang 3.5以上、Microsoft Visual C++ 2015以上)が必要。

BitFunnel
http://bitfunnel.org/