米MS:次世代の画像形式「HD Photo」 JPEGの後継狙う

 米Microsoftは3月8日(米国時間)、独自の画像形式「HD Photo」を業界標準として認定してもらうため、標準化団体に申請すると発表した。HD Photoは、ファイルの大きさをJPEGの半分に抑えながら、同等以上の画質を実現できるという。JPEGに代わる技術として普及させるのが狙い。

 HD Photoは昨年5月に発表され、次世代の画像フォーマットとして注目されている。Microsoftは技術を無償で公開、各社に採用を働きかけ、業界標準の座を目指している。当初は「Windows Media Photo」と名付けたが、Microsoft色を薄めたHD Photoに改名して売り込んでいる。

 米Adobe Systemsが、画像編集ソフト「Photoshop」でHD Photoに対応することを決定。Microsoftが同日、Photoshopの機能を拡張するソフトウェア(ベータ版)を公開した。【南 優人/Infostand】

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