日本オープンウェーブ、利便性の高いWebメール用データ管理サービス
日本オープンウェーブシステムズ(日本オープンウェーブ、森岡洋介社長)は9月26日、従来のWebストレージサービスの機能を拡張し、添付ファイルも含めたWebメールデータを効率よく管理する仕組みを提供するシステム「Openwave Networked Intelligent Information Organizer(NIIO、ネオ)」を発表した。
一般的なWebストレージサービスでは、ファイルの形式や内容など保存するデータの属性をユーザー自身が判断し、属性に合った場所に手動で保存する必要がある。対して「NIIO」では、メールボックスをネットワークストレージとして利用。メールボックス宛てに送信されたメッセージの本文や添付ファイルを自動的に識別・整理する。さらに、データを属性に合わせて管理できる高速検索技術と組み合わせることで、ユーザーの欲しい情報を瞬時に検索し、提供することができる。
たとえばユーザーが画像ファイルをメールで受信した場合、「別名で保存」を選んで画像を保存しなくても、Webストレージ上のアルバムフォルダをクリックするだけで、添付画像をアルバム形式で閲覧できるようになる。SNSのようなコミュニティ環境を築く際に、友人への招待メール送信、友人の登録といった手間が不要になる機能も備えている。
日本オープンウェーブシステムズ=http://japan.openwave.com/
提供:BCN