RSAセキュリティ、デジオンとデジタル家電向けソリューションで協業
RSAセキュリティ(山野修社長)とデジオン(田浦寿敏社長)は、デジタル家電向けソリューションで協業すると発表した。デジタル放送やデジタル家電用のインターネット・コンテンツやサービス分野で、コンテンツの暗号化や個人認証-課金までの総合的なセキュリティサービスや対応機器の開発を支援する。
今回の協業で、PC向けDRM(デジタル著作権管理技術)の「Windows Media DRM」、IP-TV/IP-STB向けの「Marlin DRM」などに対応するデジオンのホームネットワーク向けミドルウェア・ソリューション「DiXiM」とRSAセキュリティの暗号化ツール「RSA BSAFEセキュリティエンジン」を組みあわせ家電メーカーなどに提供する。
両社のソリューションを利用することで、デジタル家電メーカーは高いセキュリティ機能を備えるインターネットサービスやホームネットワーク対応機器が短期間で開発できるという。ホームネットワーク対応機器ではデジタルテレビ用ネットワークサービス対応の薄型テレビをはじめ、ネット対応のレコーダーやセットトップボックスといった機器での利用を見込む。
今後は、両社でデジタル家電メーカーに同ソリューションを紹介、共同で販売・プロモーションを実施していく計画。
RSAセキュリティ=http://www.rsasecurity.co.jp/
デジオン=http://www.digion.com/
提供:BCN