日本HP、同社初のAMD製プロセッサ搭載エントリー向けタワー型サーバー

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は4月12日、同社として初めてAMD製プロセッサを搭載したタワー型サーバー「HP ProLiant ML115」を4月17日に発売すると発表した。

 日本HPは、これまでもAMD製プロセッサ搭載サーバーを販売してきたが、従来の製品はすべてラックマウント型やブレード型サーバーだった。今回、タワー型サーバーのエントリーモデルに搭載することで、この分野でもAMD製CPUが選べるようになる。

 最小構成価格は3万9900円。同製品は東京・昭島事業所でのフルカスタマイズCTO(注文仕様生産)「MAID IN TOKYO」の対象製品で、自由なオプション構成やOSのプリインストールサービス、正式受注から最短5営業日でのスピード納品に対応する。

 また、現行のAMD製CPU搭載サーバー本体22機種のほか、インテル製CPUを搭載したタワー型エントリーサーバー「HP ProLiant ML110」を対象に価格改定を実施する。主な製品の最小構成価格は、「HP ProLiant DL365」が28万3500円、「HP ProLiant ML110」が4万9980円など。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/

提供:BCN