アマノ、コクヨの監査証跡証明ASPサービスにタイムスタンプサービスが採用

 アマノタイムビジネス(アマノ、内藤隆光社長)は3月5日、同社のタイムスタンプサービス「アマノタイムスタンプサービス3161」が、コクヨ(黒田章裕社長)と日本電子公証機構(澤井壽一社長)が提供するASPサービス「@Tovas セキュアードサービス」に採用されたと発表した。

 「アマノタイムスタンプサービス3161」は、タイムスタンプによって、信頼のおける第三者による電子データの存在証明と完全性証明の2つの証明を行うことができるセキュリティサービス。

 「@Tovas セキュアードサービス」は、現在コクヨがASP形式で提供している「@Tovas・ファイル往復便サービス」に、アマノの「アマノタイムスタンプサービス3161」と電子公証が提供する「電子認証(iPROVE)と電子公証サービス」を自動連携させたもの。3社が業務提携することで、J-SOX法・内部統制下の各種要件に対応できるようになった。

 外部サーバーや機器なしで、発注書などの電子伝票関連データファイルに「タイムスタンプ」と「電子署名」を自動付与し、第三者証明と長期保存、原本性と事実性の検証などを行える。また、証明内容と範囲は従来のアクセスログや操作ログなどの記録にとどまらず、ファイル(文書)やファイル間の関連性も含め、「情報授受行為全体の証跡証明」を実現できる。こうした監査証跡証明ASPサービスは、汎用ASPとしては日本初。

アマノタイムビジネス=http://www.e-timing.ne.jp/
コクヨ=http://www.kokuyo.co.jp/
日本電子公証機構=http://www.jnotary.com/

提供:BCN