ボーランド、最新Java開発環境「JBuilder 2007 日本語版」発売

 ボーランドは2007年2月14日、Java開発ツールの最新バージョン「JBuilder 2007 日本語版」の販売を開始した。オープンソースのJava開発環境「Eclipse」ベースに完全移行した。28日から出荷する。

 Eclipseベースになったことで、JBuilderの生産性機能を生かしながら、オープンソースプラグインを活用できるようになった。また、旧バージョンのJBuilderプロジェクトを取り込むためのウィザードや、J2EEアプリケーションを最新のEJB3.0準拠のアプリケーションにアップグレードできるツールをそろえ、簡単に環境移行できるという。

 このほか、UML 2.0対応のモデリングツール機能「Together」を搭載。 EJBやWebサービスのビジュアル開発をサポートし、チーム開発を効率化するP2P機能を搭載した。動作環境はWindows XP Professionalで、今後Linux版も拡充する予定。

 価格は、個人開発者向けの「JBuilder 2007 Developer」が5万400円、メモリやCPUのプロファイル機能などを備えた「JBuilder 2007 Professional」が10万2900円、大規模開発向けにRAD機能などを備えた「JBuilder 2007 Enterprise」が31万5000円。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ボーランド
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