日本HP、導入が容易な中小企業向け統合ストレージシステム
日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、中小企業向けのネットワークストレージシステム「HP StorageWorks All-in-One Storage System(AiO)」を発売した。
「AiO」は、SANストレージとファイル共有、バックアップ機能を1台に統合し、導入コストや手間を軽減した。また、すでにローカルディスクで使用しているMicrosoft SQL ServerやExchange Server、ユーザ定義アプリケーションデータを簡単に移行することができる。
ウィザードを使用し、容量管理やサイズ拡張、スナップショット、バックアップ管理などのタスクを、10クリック以内で行えることができるほか、アプリケーションの稼働中に無停止でバックアップを取ることも可能。
また、アプリケーションデータ管理とファイル共有、データ保護を1つの管理画面で実行できる。物理的なディスク管理だけでなく、ストレージ全体の利用状況を表示し、ストレージの割り当てや領域変更などの操作をアプリケーションサーバーと連携して行うことも可能。
価格は、1.5TB(テラバイト=1000GB)のシリアルATAハードディスクモデル「HP StorageWorks 600 All-in-One Storage System 1.5TB-SATA」が81万9000円、876GBのSASハードディスク搭載「HP StorageWorks 600 All-in-One Storage System 876GB-SAS」が102万9000円。
日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
提供:BCN