通話内容の“見える化”で、電話対応の周辺業務がよりスムーズに
電話対応をゼロにする「DXでんわ」やカスタマーサポートを自動化するAIエージェント「AIto(アイト)」を提供するメディアリンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松本 淳志、以下 メディアリンク)は「DXでんわ」において、架電者と従業員の通話内容を自動で文字に起こす機能「通話内容テキスト化・AI要約」をリリースしたことをお知らせします。
「DXでんわ」とは
「DXでんわ」は企業の電話業務をDX化し、人による対応の効率化・省力化を推進する電話自動応答サービス(IVR)です。
24時間365日の「音声案内による自動受付」「用件に応じた担当者への振り分け」を実現するほか、電話相手が吹き込んだ内容をAIが要約して文字に起こす「音声自動テキスト化機能」、音声のみに頼らない自動応答を可能にする「SMS送信機能」など、多様な機能を標準搭載しています。
さらに、音声やフローを柔軟に作成できるため、状況に応じた最適な設定が可能。英語をはじめ中国語や韓国語など約40言語に対応しており、不動産・ホテル・クリニック・ITなど、幅広い業界で「電話業務の効率化・課題解決に貢献するツール」として活用されています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72025/160/72025-160-45c8a4734385fd7b0c2571f33f631dc2-1050×375.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼電話対応をゼロにする「DXでんわ」
https://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediavoice/dx-tel/
▼導入事例はこちら
https://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediavoice/dx-tel/case/
新機能「通話内容テキスト化・AI要約」の概要
「通話内容テキスト化・AI要約」は、架電者と従業員の通話内容を自動でテキスト化する機能です。「DXでんわ」は以前から有人転送後の通話内容を録音する機能を搭載していましたが、本機能を新たに加えることで、架電者と従業員のやり取りをより簡単に確認・共有できるようになりました。
※有人転送を行わない/行う前のシーンにおいて、架電者が吹き込んだ用件を録音・テキスト化する機能も標準搭載しています。
– 全文と要約文のテキスト化:通話内容の「全文」と、AIによる「要約文」がテキスト化される。
– 話者分離でのテキスト化:最大10人まで、話者を分けて通話内容がテキスト化される。
テキスト化された通話内容(全文・AI要約文)は、レポート画面から簡単に確認できます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72025/160/72025-160-aae94bd8d5c582cf31422d16f0ca81b2-1455×861.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※テキスト化された通話内容(全文)のイメージ:話者A~Cは色分けして表示。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72025/160/72025-160-d8dca9316a188c32bc1c8abf89b5e356-1453×847.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※テキスト化された通話内容(AI要約文)のイメージ:架電者の基本情報(会社名・名称・電話番号・メールアドレス)に加え、通話内容の要点を整理したテキストが表示されます。
新機能追加により実現すること
新機能「通話内容テキスト化・AI要約」を活用することで、以下のような業務効率化が実現します。
電話対応中のメモ作成が不要に
架電者との通話内容が自動的にテキスト化されるため、電話対応中に人力でメモを取る手間がなくなります。これによって「会話が速くてメモが追いつかない」「メモに集中しすぎて聞き漏らしてしまう」といった不安・悩みが解消され、従業員は焦らず「会話」に集中できるようになります。
社内における情報共有がスムーズに
録音した「音声」を聞かずとも、通話内容を「文字」で確認できるため、社内における情報共有が円滑化します。AIが通話内容の要点を整理してテキスト要約を行うため、通話を行っていない第三者もスムーズに架電者とのやり取りを把握することが可能です。
過去に遡った通話内容の特定が容易に
テキスト化された通話内容はレポート画面に蓄積されるため、過去の通話内容を遡りやすくなります。また、通話内容は話者を分けてテキスト化されることから、顧客との間で「言った・言わない」のようなトラブルが発生した場合や、クレーム/カスタマーハラスメントを受けた場合の事実確認に役立ちます。
暗黙知の形式知化に取り組みやすくなる
顧客と従業員が1対1で行う電話コミュニケーションには「やり取りがブラックボックス化しやすい」という特徴があります。こうした状況で新機能を活用することにより、双方の発言をテキストとして残すことが可能になるため、これまで暗黙知となっていた情報を社内ナレッジとして形式知化しやすくなります。
料金体系
新機能「通話内容テキスト化・AI要約」の料金体系は以下のとおりです。
– 従量課金:8円/1分(同機能のご利用回数に紐づく)
新機能提供の背景
今回新たに実装した「通話内容テキスト化・AI要約」は、「DXでんわ」を実際に導入いただいている企業様の声をもとに開発した新機能です。通話内容をそのまま文字に起こすだけでなく、AI技術による要約文の生成を可能にしたことで、より効率的に通話内容を確認できる機能としてリリースしました。
また、2025年6月にカスタマーハラスメント対策を企業に義務付ける改正法が可決・成立し、2026年中にも施行される予定です。「電話」はカスハラが発生しやすいシーンのひとつであることから、悪質な行為を抑止するとともに、万が一の場合の証拠として保存できる仕組みの整備がいっそう重要性を増しています。本機能の提供は、「DXでんわ」を導入いただいている企業様に、より効果的にカスハラ対策に取り組んでいただくことも目的としています。
今後の開発予定
今回の機能追加にとどまらず、「DXでんわ」は今後もお客様の声をもとに継続的な機能拡充を行ってまいります。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/72025/table/160_1_85f3c78bad262953c3110a1eb20d5fcc.jpg?v=202507041048 ]
メディアリンク株式会社について
会社名 :メディアリンク株式会社(https://www.medialink-ml.co.jp/)
所在地 :〒108-0014 東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F
代表者 :代表取締役 松本 淳志
設立 :2009年7月
事業内容:コールセンターシステムやチャットサポートツールなど、「ビジネスコミュニケーション」に特化したシステム開発、及びコンサルティング