~限られた人員で、商談や採用機会を最大化~
働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、コミュニティーサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」を提供するスタートアップであるコミューン株式会社(以下、コミューン)が、2025年5月26日に発表された営業DXサービス「Sansan」の新ソリューション「デジタル名刺ソリューション」(※1)を導入したことを発表します。
事業を急拡大しているコミューンでは、展示会やマーケティングカンファレンス、採用イベントなどに多数出展し、多くの名刺交換を行っています。一方でリソースに限りがあるため、名刺交換後のフォローは必ずしも十分できているとは言えない状況でした。さらに、検討期間が比較的長い商材であることから、単に紙の名刺を渡すだけでは、相手に忘れられてしまう可能性もあり、長期的な視点で一つひとつの出会いを十分に活かせていないことが課題になっていました。そこで、名刺交換をしたすべての相手にデジタル名刺メールを届けることができるデジタル名刺ソリューションを導入し、短期的な成果だけでなく長期的な関係構築が可能となる体制を構築しました。
■サービス導入の背景
コミューンは、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」を提供し、企業や組織のコミュニケーションをなめらかにするコミュニティづくりを支援しています。同社では、新規顧客や協業パートナーの開拓に加え、エンジニアやCxO人材を含む各職種の採用に注力する中で、展示会やカンファレンス、採用イベントなどで積極的に出会いの場を創出し、自社の認知と接点の拡大を図ってきました。一方、さらなる事業拡大の実現に向けて、さまざまな施策を通じた出会いを最大化できていないという課題が生じていました。一度に大量の名刺交換が発生することもある一方で、リソース不足によりすべてに個別フォローすることは難しく、紙の名刺を渡すだけで終わっている相手もいました。
Sansanの調査でも、紙の名刺交換だけでは、捨てられたり、紛失されたりするケースも多いことが分かっており(※2)、将来的な商談・採用機会につながる出会いを取りこぼすリスクを抱えていました。特に、コミューンが提供するサービスは、企業のよりよい事業運営を後押しするものであり、必ずしも今すぐに必要になるソリューションではないため、初回接点からすぐに商談化するとは限らず、半年以上たってから再び連絡をもらうケースが多くあります。そのため、短期的には優先度があがらなくとも、初回接点のタイミングから確実に自社の名刺情報を相手に届け、必要なタイミングで連絡してもらえるような状態を作ることが不可欠でした。
そこで、紙だけでなくデジタルでも確実に名刺を相手に届けることが可能で、社員が渡した名刺の価値を最大化する「デジタル名刺ソリューション」の導入に至りました。
■導入後に期待する効果
・デジタル名刺メールの送付機能で、すべての出会いを最大化
デジタル名刺ソリューションは、紙で名刺交換をした場合でも、自分が受け取った名刺をスキャンするだけで、相手に自分の名刺情報が記載されたデジタル名刺メールを自動送付できます。展示会などで一度に多くの名刺交換をしても、すべての相手に確実に自分のデジタル名刺を届けることが可能となります。
また、デジタル名刺メールは、必要最低限の情報が記載された「名刺」としてシンプルな形式なため、メールマガジンなどを送りづらいハイレイヤー層に対しても、違和感無く届けることができ、名刺交換後の自然な接点維持が可能です。
・採用活動における人材との関係構築を強化
人材の採用に注力するコミューンでは、採用イベントでの名刺交換も数多く行っています。採用競争が激化するなかで、限られた接点をいかに継続的な関係につなげられるかが重要となっています。
デジタル名刺ソリューションでは、紙の名刺交換をしただけでも、翌日すぐにデジタル名刺メールを自動送付できるため、接点を途切れさせることなく維持できます。これにより、相手に自社の印象を確実に残すとともに、すぐに選考へ進まなくても、後日改めて連絡をもらえる状態を構築できます。限られたリソースの中でも出会いを無駄にすることなく、採用活動における機会損失を最小限に抑えながら、中長期的な採用成果へつなぐことが可能です。
■コミューン株式会社 執行役員CMO Commune日本事業責任者 杉山信弘様からのコメント
私たちの事業において、名刺交換を通じて生まれる出会いは非常に重要な意味を持っています。特に当社が提供するコミュニティサクセスプラットフォームは、顧客企業にとって「絶対に必要」よりも「あるとより良い」存在であり、名刺交換から必ずしもすぐにビジネスにつながるものではありません。しかし、その出会いを大切にし、丁寧なコミュニケーションを継続することで、半年後、1年後に新たなビジネスチャンスが生まれることを多く経験してきました。
今回のデジタル名刺ソリューションの導入により、営業活動に直結する関係性だけでなく、企業間の多様なつながりを築いていきたいと考えています。具体的には、既存顧客との関係強化、新たな協業の可能性の模索、そしてエンジニア採用における関係構築など、様々な場面での活用を想定しています。このソリューションを通じて、一つひとつの出会いから生まれるビジネスの種を大切にし、事業をより広く発展させていきたいと考えています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49627/701/49627-701-b83190abd608cfdda786cf4aa828f62c-1920×1300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コミューンの担当者が、デジタル名刺ソリューションを活用する様子(イメージ)
※1:Sansan株式会社「営業DXサービス『Sansan』、デジタル名刺ソリューションを5月26日より提供開始」(2025年5月26日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2025/0526.html
※2:Sansan株式会社「Sansan、『渡した“紙”名刺の活用実態』を調査」(2025年5月12日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2025/0512.html
■コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」
コミューン株式会社が提供するコミュニティサクセスプラットフォームです。 あらゆる組織とひとのコミュニケーションをなめらかにするコミュニティづくりを、立ち上げから活性化までトータルでサポートします。
https://commune.co.jp/
■コミューン株式会社について
会社名:コミューン株式会社
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田4-31-18目黒テクノビル2F
代表者:代表取締役CEO 高田 優哉
設立:2018年5月
事業内容: 組織とひととのつながりを支えるプラットフォームをはじめ、コミュニティづくりからカスタマーサクセスに寄り添う支援まで、様々なプロダクトやサービスを展開
資本金:35.9億円 (資本剰余金含む)
URL:https://commune.co.jp/
(以上)
■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
https://jp.sansan.com/
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com/
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:71億30百万円(2025年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/
Eight https://8card.net/
Bill One https://bill-one.com/
Contract One https://contract-one.com/