デスクリサーチツール「Listening Mind」で明らかにする消費者インサイト:ヘルスケア業界の消費者インサイトを紹介
株式会社アセントネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:金志勲)は、検索データを統合的に分析して消費者インテントを可視化できるデスクリサーチツール「Listening Mind (リスニングマインド、以下Listening Mind) 」(URL:https://jp.listeningmind.com/ )を使用して検索データから消費者インサイトをみつける手法と、インテントマーケティングの潜在能力についてListening Mindの概要セミナーで発表しました。
近年のマーケティングの課題
近年のSNSやブログなどの情報プラットフォームの拡大に伴い、口コミやレビューが消費者の購買決定に大きな影響を与えるようになりました。それらの情報を基に、消費者の行動はより能動的になってきており、目的達成に向けて行動する傾向が強まっています。
そのため、企業は一方的な情報発信だけでなく、消費者との双方向のコミュニケーションや意図の把握を重視する必要がでてきました。デジタル技術の進歩や行動が変化するとともに、効果的なマーケティング手法も常に変化しているため、企業は消費者のニーズを正確に把握することが困難になっています。企業にとって、日々変化する消費者のニーズを正確に把握し続けることは難しいのが現状です。
そこで、消費者のニーズを正確に把握し、ニーズに合致したマーケティング活動を行うインテントマーケティングが有効であると注目を集めています。
インテントマーケティングとその潜在能力
インテントマーケティングとは、消費者の行動データや検索履歴、ソーシャルメディアでの活動などを解析し、消費者のニーズに合致したマーケティング活動を行う手法のことです。
インテントマーケティングは、「インテントデータ」と呼ばれる、検索履歴やWebサイトの閲覧履歴など、ユーザーが何らかの意図・目的を持って行動したデータ結果を使用します。
検索データには、バイアスのないリアルな意図・目的が含まれているうえ、全数データであるため、マーケティングのデータとして理想的であると言えます。
インテントマーケティングを実施することにより、次のような効果が見込まれます。
成約率の向上
見込み顧客のニーズが高まったタイミングで、ニーズに合致した提案をすることができるため、成約率が向上します
リードタイムの短縮
購買意欲が高まっている見込み顧客に対して、迅速にアプローチすることで、リードタイムが短くなります
マーケティング活動の最適化
消費者の検索行動データを基に、消費者の興味関心テーマ別のマーケティングメッセージを作成し、マーケティング活動の効果大きくします
これらをListening Mindの機能と併せて、どのように活用していけばよいかご紹介します。
機能1.:インテントファインダーによる総量把握
リスニングマインドのインテントファインダーは、ユーザーの検索クエリを解析し、名詞とインテントに分けてトピックを形成します。これにより、消費者の検索行動の背後にある意図を明確に把握できるようになります。
→検索ボリュームの推移を把握できるため、検索ボリュームが高まってきたタイミングで施策を実行、または、施策の結果を検索ボリュームで確認することができます。
コロナが明けてから全体的に検索量が伸びています。特に、パーソナルジムへの関心が高まっています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136225/12/136225-12-960d5fef8f4690be98e1de4635f50e88-784×451.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
インテントファインダー機能で「ジム」と検索した際の検索結果画面
機能2.:パスファインダーによる検索経路の視覚化
パスファインダーは、ユーザーが欲しい情報を得るまでの検索経路を視覚化します。
→どのようなキーワードで検索が繰り返され、欲しい情報を得るに至ったのかなど、ユーザーの意図を高解像度で把握できるようになります。
お得に入会するための情報を探しています。紹介する側と紹介を受けたい側の検索経路が表示されています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136225/12/136225-12-dc5c0cf95d216a7fee492d6d0d39a893-794×579.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
パスファインダー機能で「チョコザップキャンペーン」と検索した際の検索結果画面
機能3.:ペルソナビューによる新たな消費者の発見とターゲティング
ペルソナビューは、検索データを機械学習によりクラスタリングし、特定のジョブ(目的)を共有するユーザーグループを形成します。
→プロモーション・マーケティングにかかわる事業者は未顧客を高解像度で特定し、ターゲットグループを正確に把握できるようになります。
ストレートネックの改善方法を求めているユーザー群と、ストレートネックに悩むユーザーが求めている枕の種類についての情報を求めるユーザー群がいることが分かります。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136225/12/136225-12-ab153293c20d6fba868f264e4ad4a001-550×448.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クラスターファインダー機能で「ストレートネック枕」と検索した際の検索結果画面
これらの詳細のレポートは下記のURLをご参照ください
https://jp.listeningmind.com/adtech-tokyo-2024-intent-data-report/
消費者インテント分析ツール”Listening Mind”とは
Listening Mindは、検索データを分析し、消費者インテントや行動を深く理解するためのツールです。
特許技術により消費者の検索意図や検索経路、検索行動を分析します。
日本の全Google利用者の検索データを使用するため、バイアスのないリアルな消費者の動機や本音を見つけることができ、根拠を持ったマーケティング活動の方向性をサポートすることが可能。
Listening Mindを活用すれば、自社のみならず、競合も含めた市場全体における消費者動向の理解を深めることができます。
Listening Mindは7日間の無料トライアルを実施中です。
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サービスURL:https://www.listeningmind.com/ja/
■会社概要
株式会社アセントネットワークスは、2006年1月に設立。
データ基盤のマーケティング会社として、マーケティングコンサルティングおよびマーケティングソリューションの開発・提供を行っている会社です。
現在は日本と韓国に拠点を持ち、「検索データ」に特化し、開発研究を行っています。
企 業 名 :株式会社アセントネットワークス
会社URL : https://www.ascentnet.co.jp/
代 表 者 :金志勲
所 在 地 :東京都中央区日本橋小舟町6-3 日本橋山大ビル 5F
設 立 :2006年
事業内容:Marketing 事業、Solution事業