東アジアの字形差異によるミス解消で、ブランドイメージを守る
2024年、東アジア圏からのインバウンドが過去最高を記録しています。多くの企業やブランドが、年末商戦に向け中国、台湾、韓国からの訪日観光客に向けた多言語対応を強化することで新たなビジネスチャンスを模索しており、既にアジア各国に進出している企業も多く見られます。
そんな中、台湾でマーケティング業を行う「台灣琉球黃豆冰有限公司 DJ KINAKOMOCHI ICE Ltd. 」(本社:台湾台北市 代表取締役:平良育士)は、誰でも会員登録不要・無料で利用できるWEBアプリ「文字表示比較ツール ~骨の、直感~」β版の提供を開始しました。
日本語・繁体字中国語・簡体字中国語・韓国語における文字形状の差異をリアルタイムで確認できるWEBアプリを活用することで、意図せぬブランドイメージが損なわれるリスクを軽減します。
デザインミス防止へ、リアルタイムで字形をチェック可能なWEBアプリ
新しくリリースされたWEBアプリ「文字表示比較ツール ~骨の、直感~」では、ブラウザ上で文字を入力するだけで、日本語・繁体字中国語・簡体字中国語・韓国語の各環境で異なる文字形状を即座に確認できます。これにより、従来必要だった複数デバイスやフォントの準備という煩雑な工程を削減し、多言語デザイン確認の効率を劇的に向上させます。マーケティング資料、製品パッケージ、観光情報発信などで多言語対応が求められる場面においても、的確なデザインが実現できます。
「文字表示比較ツール ~骨の、直感~」が解決する課題
本WEBアプリ「文字表示比較ツール ~骨の、直感~」は、異なる言語環境で文字の形状が変わる「CJK統合漢字問題」に対応するために開発されました。
同じ文字データでも、日本語、繁体字中国語、簡体字中国語などの言語設定によって字形が微妙に異なるケースが多く見られます。たとえば、日本向けのデザインに中国や台湾の字形を使用すると、プロフェッショナルな印象が欠け、ブランドの信頼性が損なわれる恐れがあります。逆に、中国・台湾向けのデザインに日本の字形を使用する場合も同様の課題が発生し、企業イメージに悪影響を与えかねません。
本アプリは、これらの字形差異をリアルタイムで確認することで、タイポグラフィデザインの品質向上をサポートし、東アジアの複数言語に対応したプロフェッショナルな成果物の作成に寄与します。
東アジアへの対応強化、ビジネスチャンスを逃さないために、いまこそ必要なツール
2024年、東アジア圏からのインバウンドが過去最高を記録しています。多くの企業やブランドが、中国、台湾、韓国からの訪日観光客に向けた多言語対応を強化することで新たなビジネスチャンスを模索しており、既にアジア各国に進出している企業も多く見られます。
しかし、字形の違いを理解せず不適切なデザインが生まれるケースは、企業規模や官民を問わず見受けられます。字形の違和感が品質の信頼性低下を招き、日本の強みである「高品質」なイメージが損なわれる恐れがあります。こうした問題を防ぐためにも、字形差異を容易に確認できる本ツールの活用が期待されています。
同じ文字でも見え方が違う「CJK統合漢字問題」とは
東アジアで使用される漢字には、日本語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語でそれぞれ異なる字形が存在するものの、これらはUnicodeで同じコードポイントに統合されています。そのため、環境やフォント設定によって見た目が異なる「CJK統合漢字問題」が発生しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140300/5/140300-5-5ec93fe66256692e866519b8efeca4af-1366×583.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ここで問題としているのは、日本語の「薬」、繁体字中国語の「藥」、簡体字中国語の「药」のように文字そのものが異なり、Unicode上で別のコードが割り当てられているケースではありません。この場合、文字コードが異なるため、誤表示の問題は起きにくいのです。実際に厄介なのは、たとえば「骨」のように、日本語、繁体字中国語、簡体字中国語で同一のUnicodeコードポイントが割り当てられているにもかかわらず、見た目が異なる漢字です。日本語では和字形、繁体字では繁体字形、簡体字では簡体字形が適用され、設定に応じて異なる見た目で表示されることがあり、これが予期せぬ違和感を生じさせる要因となっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140300/5/140300-5-5962241f09e75b10920da22f174b6e5d-2160×2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
テキストメッセージでフィードバックを送っても、相手の環境では伝わらない
この問題は、日常のテキストコミュニケーションにも影響を及ぼしています。例えば、Aさんが送信した文字が日本語の字形で見えていても、Bさんが異なる言語設定で確認すると別の字形で表示される可能性があります。このため、双方が気づかないまま異なる字形を認識しながらやり取りしてしまうことが多く、仮に違いに気づいて指摘しても、環境の違いにより共通の理解が得られないことも珍しくありません。
また、句読点の位置にも言語環境による違いが生じます。日本語環境では句読点の「。」や「、」が行の下部に配置されるのに対し、台湾など繁体字中国語の環境では中央に配置されることが多く、タイポグラフィ全体の質に影響を与え、デザインや文章表現の統一感を損ねる恐れがあります。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140300/5/140300-5-1d0561b6874ce1f497d457c49b07e022-2336×500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
文章の場合でも、じっくり見比べると違いがあります。
多くのデザイナーは、こうした細かな字形の違いに精通しているわけではないため、校正時に誤りを見逃してしまうことも少なくありません。「文字表示比較ツール ~骨の、直感~」は、デザインのプロフェッショナルが言語の専門知識を持たずに、各環境での正確な字形を確認でき、クリエイティブなプロセスを支える重要な役割を果たします。
サイト名:文字表示比較ツール ~骨の、直感~
URL:https://kanji.re-relationship.com/
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140300/5/140300-5-3ff26b9d22716bc2fd66178e4e2db5d9-540×540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]台灣琉球黃豆冰有限公司│DJ KINAKOMOCHI ICE Ltd.
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