JSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織)による「Advanced Level シラバス テクニカルテストアナリストv4.0」の日本語翻訳版の公開について

テクニカルテストアナリストはリスクベースドテストのフレームワークの中で、技術的なプロダクトリスクに関する知識を提供し、合わせてテスト環境に関連するリスクの識別と対応に貢献する技術です

JSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格認定組織)は、2024年8月9日 (金) にAdvanced
Level シラバス テクニカルテストアナリストの日本語翻訳版を公開いたしました。

■Advanced Level シラバス テクニカルテストアナリストv4.0の日本語翻訳版の概要
本シラバスは主にテストの技術にフォーカスを当てて学習したいソフトウェア開発者、テスト担当者、およびテストマネージャー向けに、技術知識を体系的にまとめています。

シラバスの主な特徴
– 技術的なテストを扱い、非機能テストも広く扱っています。
– レビューや静的解析などの静的テストも紹介しています。
– テストの自動化や、それに関連するツールなども言及しています。

シラバスの構成
– 第1章:リスクベースドテストにおけるテクニカルテストアナリストのタスク
– 第2章:ホワイトボックステスト技法
– 第3章:静的解析と動的解析
– 第4章:テクニカルテストのための品質特性
– 第5章:レビュー
– 第6章:テストツールと自動化

■シラバスは以下のサイトより無料でダウンロードできます■
https://www.jstqb.jp/syllabus.html#syllabus_advanced_altta

【参考】
“テストアナリスト”と“テクニカルテストアナリスト”のシラバスがカバーしている ISO 25010
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54604/36/54604-36-c43eb2de877758cf5228356b48e4c00f-860×393.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参考:ISO/IEC 25010: 2011, Systems and software engineering

一般に、テクニカルテストアナリストは、プロダクトが「何を」行うかという機能的側面よりも、
プロダクトが「どのように」機能するかを中心にしたテストを対象としています。
◼︎JSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格認定組織)について
JSTQB は日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、各国のテスト技術者認定組織が参加している ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)に 2005 年 4 月より加盟しています。
JSTQB が運営するソフトウェアテスト技術者資格はISTQBを通じて相互認証を行っており、本組織が運営する資格は海外でも有効な資格となっております。

JSTQB ウェブサイト:https://jstqb.jp/index.html
JSTQB 公式X:https://x.com/JSTQB_PR

JSTQB が公開しているシラバス(学習事項)はソフトウェアテストの技術情報としても活用できる内容です。
本シラバスを活用して日本のソフトウェアテスト技術の向上に貢献したく、JSTQB はシラバス(学習事項)を無料で提供しております。

各シラバスのウェブサイト:https://jstqb.jp/syllabus.html
◼︎お問い合わせ先
JSTQB お問い合わせ窓口 E-mail: query@jstqb.jp

リリース詳細
提供元: PR TIMES