NRIと日本オラクル、企業内のシステム運用を一元管理するソリューション

 野村総合研究所(NRI、藤沼彰久社長)と日本オラクル(新宅正明社長)は2月22日、NRIのシステム統合運用管理ツール「eXsenju(エックスセンジュ)ver2.5」と日本オラクルの「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control(Oracle Grid Control)」とを連携させ、企業内のシステム開発から運用まで統合的に管理できる「eXsenju Oracle管理ソリューション」の提供を開始した。

 「eXsenju」は、運用管理ノウハウを集約したシステム統合運用管理ツールで、Windows、Linux、UNIXといったシステムが混在した環境における管理効率化で高い評価を得ている。一方の「Oracle Grid Control」は、アプリケーション、ミドルウェア、データベースの強力な管理機能を実装しており、アプリケーション管理者、データベース管理者、開発者は、高度なチューニングや状況診断を行うことができる。

 「eXsenju Oracle管理ソリューション」を導入することで、システム運用・管理担当者は「eXsenju」のコンソールだけでシステム全体の状況を的確に把握でき、パフォーマンス・チューニングやセキュリティ管理などに必要な情報を、迅速かつ的確にデータベース管理者に指示することができる。また、データベース管理者や開発担当者は、データベースに対する的確かつ迅速な管理が可能となり、業務効率を向上することができる。

 このほか、システム監視、構成管理、性能監視、障害対応などが効率化され、サービスレベルの向上、運用管理コストの削減、さらにはIT統制の強化やITIL(IT Infrastructure Library)などのコンプライアンスやフレームワークの対応の実現が可能となる。

野村総合研究所=http://www.nri.co.jp/
日本オラクル=http://www.oracle.co.jp/

提供:BCN