富士通、OSSミドルウェアの導入を支援するセンターを設立

 富士通(黒川博昭社長)は、オープンソース・ソフトウェア(OSS)を活用 したシステムの構築や運用へのニーズに応えるため、東京都港区浜松町の「Pl atform Solution Center」内に「OSS技術支援センター」を設立した。

 同センターは、商談からシステムの設計・構築段階、運用段階までの各段階 に応じて、OSSミドルウェア導入に関するサービスを提供する。これまで対象 としてきたLinuxカーネルやWebサーバー「Apache」、電子メールサーバーソフ ト「Sendmail」、ファイルサーバー「Samba」に加えて、「MySQL」や「Postgr eSQL」「Tomcat」「JBoss」「PHP」まで対象を拡大。ユーザーからのさまざま なニーズに応えて、OSSミドルウェアによるシステム構築から運用までを支援 する。

 同センターには、OSSシステム導入を支援する専任技術者約50名を配置。基 幹IAサーバー「PRIMEQUEST」、IAサーバー「PRIMERGY」計240台の検証環境を 無料で利用できる。このほか、有償で、ユーザーのシステム環境に適合したOS Sミドルウェアによるシステムの設計と構築、SSミドルウェアに関する質疑応 答とトラブル対応支援などを提供する。

富士通=http://jp.fujitsu.com/