オープンテクノロジーズ、Linuxの採用加速に取り組むOSDLに参加

オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(Open SourceDevelopment Lab s、OSDL)は、 新たにオープンテクノロジーズ(OTC、三田守久社長)がOSDL に参加したと発表した。

オープンテクノロジーズは、1992年創業の独立系プロフェッショナルITファーム。オブジェクト指向設計支援ツール「IIOSS」や、リアルタイム系ソフトウェア開発環境「OpenMDA」などのオープンソースのソフトウェア設計開発ツールの開発プロジェクトを運営するとともに、オープンソースの普及と利用を促進するNPOオープンソースソフトウェア協会の設立にも参画し、活動を続けている。

同社は、1997年頃からLinuxおよびFreeBSDベースのシステム構築に取り組み、カーネルの移植、プロトコルスタックの改良・開発、言語処理系やライブラリの改良などの基本システム領域で幅広い実績をもつ。また、Linixベースの組込システム開発、大規模メールサーバー構築などのサービスも提供している。

今回のOSDLへの参加について、三田守久社長は、「エンタープライズ市場で のLinuxの普及加速に貢献するために当社の専門知識を提供し、また、開発コ ミュニティや他のOSDLメンバーとともに積極的に情報や意見を交換できる機会を得ることに期待している」と述べている。

OSDL=http://www.osdl.jp/
オープンテクノロジーズ=http://www.opentech.co.jp/
オープンソースソフトウェア協会=http://www.ossaj.org/
「IIOSS」=http://www.iioss.org/
「OpenMDA」=http://www.openmda.org/