NECとベリタス、国内向けエンタープライズLinuxソリューション提供で提携

NEC(金杉明信社長)とベリタスソフトウェア(木村裕之社長)は10月8日、エンタープライズ向けのLinuxソリューションを国内で提供していくための提携に関し、基本的な合意に達したと発表した。

今回の提携によって、NECのIAサーバー「Express5800シリーズ」とベリタスソフトウェアのLinux製品群を組み合わせ、重要な業務システムを構築可能な堅牢なLinuxプラットフォームを日本市場に提供していく。

ベリタスソフトウェアのボリューム管理、ファイルシステムなどのストレージ基盤製品群は、NECが提唱する「VALUMO(バルモ)」テクノロジーを支える重要なプロダクトになっていることから、NECでは、これらの堅牢な製品の技術をLinuxプラットフォームでも利用することで、今まで以上に優れたパフォーマンスと信頼性、拡張性をもったLinuxソリューションをユーザーに提案、提供していくことが可能となる。

具体的には、ベリタスソフトウェアの「VERITAS Foundation Suite for Linux」および「VERITAS NetBackup for Linux」などを順次出荷していくほか、システムの維持・運用に必要なサポート体制をさらに拡充し、ユーザーが安心して重要な業務でもLinuxプラットフォームを利用できるサポートを提供していく予定。

NEC=http://www.nec.co.jp/
ベリタスソフトウェア=http://www.veritas.com/jp/