テンアートニ、「Struts」に対応したビジュアル開発ツールなど発売
「Struts」は、機能がシンプルで習得しやすく、市場性も高いフレームワーク。その一方で開発者が実装すべきポイントが多いとされていた。「Camino」と「Tierra」を組み合わせることで、「Struts」アプリケーションの開発をビジュアルな環境で行うことができ、開発の効率化・省力化を実現することができる。
今回新たに発表した「Camino」の「Professional Edition」は、「Camino」の最大の特徴である「ストーリーボード」を大幅に機能強化し、より洗練したモデリングツールとなっている。また、「Tierra」は、対応DBを追加したほか、従来に比べ操作性も向上した。
「Camino Professional Edition」の主な改良点は、(1)ストーリーボードにStruts-filesをサポート、(2)Strusts-Tiles定義ファイルの編集をサポート、(3)ブラウザでStruts-Tilesを含むJSPをプレビュー可能、(4)ストーリーボード上のパスに対して詳細情報を表示、(5)Filtering機能を使用して、ストーリーボード上のエンティティに対して表示(編集可能)/非表示(編集不可)/灰色(編集不可)の設定が可能、(6)Struts-config.xmlやコードなどをすべて確認し、エラーを通知――など。
「Tierra v1.1」の改良点は、(1)Oracle、Microsoft SQL Server、PostgreS QLに加え、新たにIBM DB2,MySQLに対応、(2)スキーマ、カタログ名称の動的変更機能を追加、(3)Filter機能を使用することで対象データへのアクセス改良、(4)ドキュメント、チュートリアルの拡充――など。
なお、同社サイトで、15日間期限付き評価版(日本語版)をダウンロード提供している。
テンアートニ=http://www.10art-ni.co.jp/
「評価版(日本語版)ダウンロード」=http://www.10art-ni.co.jp/download/