ニイウス、Linux基盤ソリューションの販売でマウンテンビューと提携
「Power Cockpit」は、ニイウスが多様化を進めるLinux対応ソリューション のラインアップのなかでは初の基盤系ソリューションとなり、大規模エンター プライズ分野でのLinuxサーバー運用時に欠かすことのできないソリューショ ンと判断し、今回の提携を決めた。
主な特徴は、(1)ブレード導入・追加時における迅速なシステム環境構築、( 2)複数ブレードに対する一括導入と保守・更新作業、(3)必要に応じたシステ ム環境の切り替えとサーバー構成変更、(4)簡単な操作と柔軟なカスタマイズ、 (5)IAサーバー「IBM xSeries」への広範な対応――など。
これによって、従来のサーバー導入作業では一連の作業を1台ずつ最初から 行う必要があったのに対して、1枚のブレードで行った導入作業を同じ構成の ブレードに簡単に流用することが可能となり、増設時の導入時間やセキュリテ ィ対策のためのパッチ適用、障害発生時の復旧作業が短縮できる。
価格は個別に見積りで対応する。価格構成例として、「PowerCockpit for ブレードサーバ ソリューションセット」は、ラックマウントのブレードサー バーのきょう体と4枚のブレード、Linux、PowerCockpitソフトウェアライセン スのセットの最小構成で約600万円から。
今後同社では、「PowerCockpit」とIBMのブレードサーバー「IBM eServer B ladeCenter」の組み合わせ、大規模サーバーシステムの管理上の問題点を解決 するソリューションとして、データーセンターや金融機関などをターゲットに 販売する予定。
ニイウス=http://www.niws.co.jp/
マウンテンビューデータ=http://www.mountainviewdata.com/jp/