高林哲のポール・グラハム論法

satoru先生のポール・グラハム論法が話題になっているようだ。ハッカーと画家には私も大いに共感できるわけだが、

これをさらに押し進めると、ポール・グラハムが言っていないことでも、ポール・グラハムが言っていたことにするといういかがわしい論法にたどり着く。「100論文は1ハックに如かず、とポール・グラハムが言ってたよ」という具合である。

と、これを先に言っておいて

ポール・グラハムもそう言っている。

これで締めるのは実にsatoru先生らしい。内容的には、大学を飛び出した理由の一つに論文が嫌だったということもある私にとっては、実に心地よい文章だ。今回もうまくsatoru先生に釣られてしまった、ということにしておこう。