海賊版ソフトウェアが根付く中国

中国情報局でソフト品質で正規版に勝る海賊版、意識が育たずという記事。品質で海賊版のほう勝っているというのも何ともだが、「海賊版の今後について、依然として「今後も存続すべき」と考えている人が全体の27.08%ほど存在する。前回、前々回の調査では、それぞれ30.49%と28.29%。03年からの1年間で、ユーザーの海賊版に対する意識改革はそれほど進んでいないことが指摘できる。」という記述には、何となく分かっているのだが脱力してしまう。ただ、マハッタ師によれば「昔の日本もそうでしたよ」の一言。相変わらず年齢詐称をうかがわせる物言いだ。

日中韓の政府レベルでOSS振興と言われ出してからそれなりの時間が経っているわけだが、中国はこの海賊版問題がOSS振興の大きな理由の一つである。同じOSS振興でも期待することが違えばアプローチも違うということで、三国で共同歩調を取るのは難しいのだろう。