本日欧州議会で、特許がソフトウェアを保護対象に含めるべきかどうかに関する投票が行われる。本会議のあるストラスブールでは、反ソフトウェア特許のデモンストレーションが活発に行われているようだ。
この点について、少し前にGuardian誌にRMSのPatent Absurdityと題する記事が載った。ハッカーの立場から見た反ソフトウェア特許の論説としては、そんなに長くもなく論旨も明快なので、一読をおすすめしたい。
ソフトウェア特許については、今後いよいよ重要な論点になってくると思うし、今年一年かけて理解を深めようと思っていたのだが、年来の怠惰でなかなか進んでいないのが現状だ。今後本欄で、少し基本的なところから「復習」してみるつもりである。