レッドハットがコールセンター開設、サブスクリプション更新情報も提供

 レッドハットは2009年5月7日、顧客向けコールセンター「セールスオペレーションセンター(SOC)」を開設した。同社のオープンソース製品群に関する各種の問い合わせと、サブスクリプション更新情報を案内。専用のフリーダイヤルと専任アドバイザーを設けて、営業関連の問い合わせ窓口を一本化する。

米Red Hat、最新のJBoss.orgデータ統合プロジェクト「Teiid.org」を正式ローンチ

 米Red Hatは4月9日(米国時間)、オープンソースのデータ統合技術プロジェクト「Teiid」を正式にローンチした。抽出とフェデレーション技術により、データを物理的に動かすことなくリアルタイムでデータにアクセスできるという。同社のミドルウェアコミュニティJBoss.org Communityプロジェクトとして展開する。

日立システム、レッドハットと提携してOSSソリューションを強化

 日立システムアンドサービス(日立システム)は2009年4月9日、レッドハットとパートナー契約を締結、同社のオープンソース製品をラインアップに追加したと発表した。レッドハットの「JBoss Enterprise Middleware」を加えて、自社の「オープンソース・トータルソリューション」を強化する。

住商情報システム、レッドハットのOSS製品を採用したメールソリューション

 住商情報システム(SCS)は2009年4月7日、レッドハットと協業して、同社のオープンソース製品を採用したメールソリューション「SCSメールソリューション」の販売を開始した。オープンソース製品の採用で大幅なTCO削減を実現したという。参考価格は、小規模の場合で450万円から。

円熟期に入ったRHELクローン、CentOS 5.3

 商用Linuxディストリビューションとして圧倒的なシェアを誇る、Red Hat Enterprise Linux(以下「RHEL」)。今回紹介する CentOS は、そのRHELから商標や商用パッケージなどライセンス的に問題になる部分を取り除いて、再構築したフリーのディストリビューションだ。もちろん、Red Hatからのサポートは受けられないが、RHEL互換の安定サーバ環境を無償で構築できるため、特にサーバ用途として人気の高いディストリビューションとなっている。なお、RHELは多くのアーキテクチャをサポートするが、CentOS 5.3がサポートしているのはi386およびx86_64のみである。

レッドハット、オープンソースポータル新版「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」

 レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2009年2月17日、ポートレット新標準に完全準拠したオープンソースポータル製品の最新版「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」の提供を開始した。企業ポータルの構築向けで、アップグレードや修正プログラムを含む年額サブスクリプション価格は4CPUあたり140万4000円から(税別)。

米Red Hat、JBossマイグレーションを促進するコミュニティ「JBoss MASS」立ち上げ

 米Red Hatは2月11日(米国時間)、自社ミドルウェア体系「JBoss Enterprise Middleware」へのマイグレーション促進を目的としたオープンソースコミュニティ「JBoss MASS(Maigration Assistance)」を結成したことを発表した。パートナーとともに、コミュニティとしてJBossの採用を促進する。