レッドハットは2009年5月7日、顧客向けコールセンター「セールスオペレーションセンター(SOC)」を開設した。同社のオープンソース製品群に関する各種の問い合わせと、サブスクリプション更新情報を案内。専用のフリーダイヤルと専任アドバイザーを設けて、営業関連の問い合わせ窓口を一本化する。
オープンソース動向ランキング、日本は活動で14位
米Red Hatは4月21日(米国時間)、世界各国のオープンソースの利用と環境を調べた「Open Source Activity Map」を発表した。その国におけるオープンソースの動向を、利用と環境の両方から調べて順位を付けたもの。日本は、活動で14位、環境で11位となった。
米Red Hat、SYNNEXと提携し中規模企業向けオープンソース導入を支援
米Red Hatは4月14日(米国時間)、ビジネスプロセスサービス企業の米SYNNEXとともに、「Open Source Channel Alliance」を立ち上げたことを発表した。中規模企業にオープンソース技術を提供することを目的としたもので、英Alfresco、米PentahoなどのオープンソースISVが参加している。
米Red Hat、最新のJBoss.orgデータ統合プロジェクト「Teiid.org」を正式ローンチ
米Red Hatは4月9日(米国時間)、オープンソースのデータ統合技術プロジェクト「Teiid」を正式にローンチした。抽出とフェデレーション技術により、データを物理的に動かすことなくリアルタイムでデータにアクセスできるという。同社のミドルウェアコミュニティJBoss.org Communityプロジェクトとして展開する。
日立システム、レッドハットと提携してOSSソリューションを強化
日立システムアンドサービス(日立システム)は2009年4月9日、レッドハットとパートナー契約を締結、同社のオープンソース製品をラインアップに追加したと発表した。レッドハットの「JBoss Enterprise Middleware」を加えて、自社の「オープンソース・トータルソリューション」を強化する。
住商情報システム、レッドハットのOSS製品を採用したメールソリューション
住商情報システム(SCS)は2009年4月7日、レッドハットと協業して、同社のオープンソース製品を採用したメールソリューション「SCSメールソリューション」の販売を開始した。オープンソース製品の採用で大幅なTCO削減を実現したという。参考価格は、小規模の場合で450万円から。
円熟期に入ったRHELクローン、CentOS 5.3

商用Linuxディストリビューションとして圧倒的なシェアを誇る、Red Hat Enterprise Linux(以下「RHEL」)。今回紹介する CentOS は、そのRHELから商標や商用パッケージなどライセンス的に問題になる部分を取り除いて、再構築したフリーのディストリビューションだ。もちろん、Red Hatからのサポートは受けられないが、RHEL互換の安定サーバ環境を無償で構築できるため、特にサーバ用途として人気の高いディストリビューションとなっている。なお、RHELは多くのアーキテクチャをサポートするが、CentOS 5.3がサポートしているのはi386およびx86_64のみである。
REHL 5.3ベースの「CentOS 5.3」が登場
Linuxディストリビューション「CentOS」を開発するCentOS.orgは4月1日、最新版「CentOS 5.3」を公開した。i386とx86_64アーキテクチャに対応、同組織のWebサイトよりインストールイメージなどを入手できる。
米Red Hatの2009年4Q決算は18%の増収、通年では25%増を記録
米Red Hatは2009年3月25日(米国時間)、2009年会計年度第4四半期(2008年12月-2009年2月期)決算を発表した。売上高は前年同期比18%増の1億6620万ドル、純利益は同27.3%減の1600万ドルの増収減益だった。
米Red Hat、SOAに対応したEclipseベースIDE「JBoss Developer Studio 2」を発表
米Red Hatは3月23日(米国時間)、Eclipseベースの統合開発環境(IDE)の最新版「JBoss Developer Studio 2 Portfolio Edition」を発表、提供を開始した。JBossミドルウェアを統合することで、開発から実装までの作業と時間を短縮する。
JBoss、Eclipseプラグイン「JBoss Tools 3.0」をリリース
米Red Hat傘下のJBossは3月17日、オープンソースの開発ツールの最新版「JBoss Tools 3.0」をリリースした。JBoss Toolsの専用Webサイトよりダウンロードできる。
レッドハット、KVMを核とする仮想化戦略を発表
レッドハットは3月12日、KVMを中核とする新しい仮想化戦略についての説明会を報道関係者向けに開催した。米Red Hatが2月23日(米国時間)に発表した内容(関連記事)を説明、補足するもので、仮想化製品のロードマップなどが示された。
米Red Hat、KVMベースの仮想化戦略を発表
米Red Hatは2月23日(米国時間)、仮想化戦略と製品ポートフォリオ「Red Hat Enterprise Virtualization」を発表した。ハイパーバイザーはKVM(Kernel Virtual Machine)をベースとし、Xenを実装する顧客にマイグレーションを促す計画だ。
レッドハット、RHEL互換のリアルタイムOS「Red Hat Enterprise MRG Realtime」
レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2009年2月18日、Red Hat Enterprise LinuxベースのリアルタイムOS製品「Red Hat Enterprise MRG Realtime」の販売を開始した。金融業界や通信業界で求められるローレイテンシ(低遅延)処理が可能。
レッドハット、オープンソースポータル新版「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」
レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2009年2月17日、ポートレット新標準に完全準拠したオープンソースポータル製品の最新版「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」の提供を開始した。企業ポータルの構築向けで、アップグレードや修正プログラムを含む年額サブスクリプション価格は4CPUあたり140万4000円から(税別)。
米Microsoftと米Red Hat、仮想化相互運用性で合意
米Microsoftと米Red Hatは2月16日(米国時間)、サーバー仮想化の相互運用性に向け、自社ハイパーバイザー技術で動く相手企業のゲストOSの動作確認をすることで合意した。2社はお互いの仮想化検証プログラムに参加し、共同顧客にメリットを提供する。
米Red Hat、JBossマイグレーションを促進するコミュニティ「JBoss MASS」立ち上げ
米Red Hatは2月11日(米国時間)、自社ミドルウェア体系「JBoss Enterprise Middleware」へのマイグレーション促進を目的としたオープンソースコミュニティ「JBoss MASS(Maigration Assistance)」を結成したことを発表した。パートナーとともに、コミュニティとしてJBossの採用を促進する。
米Red Hat、グリッドを正式サポートした「MRG 1.1」を発表
米Red Hatは2月4日(米国時間)、リアルタイム機能を統合したLinuxディストリビューションの最新版「Red Hat Enterprise MRG 1.1」を発表した。最新版ではグリッドが正式対応となり、性能をさらに強化する。
サン、自社x86サーバ製品上で稼動するRHELをサポート、マルチ・ベンダー・サービスを開始
サン・マイクロシステムズは2009年1月21日、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)に対応したマルチ・ベンダー・サービスの提供を開始した。従来からのRHELサブスクリプション再販に加え、同社のx86サーバ製品上で稼動するRHELへのサポートを提供する。
Red Hat、「RHEL 5.3」の一般提供を開始──仮想化を強化、OpenJDK実装
米Red Hatは1月20日(米国時間)、最新のLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 5.3」(RHEL 5.3)の一般提供を開始した。仮想化、米Intelの最新プロセッサ「Core i7(Nehalem)」サポート、OpenJDKサポートなどを特徴とする。