MIKROE、mikroSDK 2.0 Click boardsドライバーがSilicon LabsのSimplicity Studioのサポートに追加

組み込みエンジニアのソフトウェア開発期間短縮を実現

Silicon Labsは半導体メーカーとして初めてペリフェラル・アドオンClick boards(TM)用mikroSDK Clickドライバーを自社ソフトウェア環境に統合

実証済み標準を使用した革新的なハードウェア/ソフトウェア製品により開発期間の大幅な短縮を可能にする組み込みソリューションを提供するMikroElektronika(以下MIKROE、本社:セルビア、ベルグラード)はより繋がった世界のための安全かつインテリジェントなワイヤレス技術におけるリーディング・カンパニーのSilicon Labs(NASDAQ:SLAB)( https://jp.silabs.com/ )がICベンダーとして初めてmikroSDK 2.0 Clickドライバー( https://www.mikroe.com/mikrosdk )をサポートしたと発表しました。
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ハードウェア・ドライバー拡張(プラグイン)をMIKROEのGecko SDKに追加することで実現したもので、このSDKはSilicon LabsのSimplicity Studio IDE内ですでに利用可能です。MIKROEのClickドライバーが統合されたことにより、MIKROEのペリフェラルClick boards( https://www.mikroe.com/click )を使用している組み込みエンジニアはSilicon Labsコントローラをベースとして組み込みシステムのハードウェアとソフトウェアの両方を容易に開発できるようになります。

MIKROEのCEOのNebojsa Maticは「今や、多くのICベンダーが自社開発ボードでmikroBUS( https://www.mikroe.com/mikrobus )ソケット規格を採用しています。そのため、開発者は多数のペリフェラルClick boardsを試すことができ、ハードウェアのコストと設計に要する時間の節減につながります。今回初めて、業界をリードする半導体サプライヤーのSilicon Labsが高い評価を受けているエクスプローラー・キットにmikroBUSソケットを採用した後、mikroSDK 2.0 Clickドライバーのハードウェア・ドライバー拡張サポートをSilicon LabsのIDE「Simplicity Studio GSDK」に追加しました。その結果、Silicon LabsのSoCやMCUを使用している設計者は容易にClick boardsライブラリをコード内に含めることが可能になります。エンジニアはClick boardsハードウェアを使用することで時間とコストの節減が可能になるだけでなく、ソフトウェア作業もシームレスに行うことができます。これはまさに、私たちのアプローチの有効性を証明するものです」と述べました。

Silicon Labsのマスマーケット・マーケティング担当ディレクターのAnders Pettesson氏は「MIKROEとClick boardsプロジェクトで提携しエコシステムの可能性があると判断したことから、Silicon Labsにもその柔軟性と利便性を取り入れることにしました。mikroSDK 2.0 Clickドライバー拡張の開発により、組み込みエンジニアは多数のペリフェラルを容易にSilicon Labsソフトウェア・プロジェクトに追加することができるようになります」と述べました。

最後に、Maticは「mikroBUS、Click boardsに続いてmikroSDK Clickドライバーを組み込み業界とパートナー企業に受け入れていただき大変嬉しく思います。今回の採用はエンジニアや開発者に喜ばれるような標準化と時間節減に向けた私たちの努力が実を結んだものと考えております」と結びました。

MikroElektronikaについて
MikroElektronika(MIKROE、本社:セルビア、ベルグラード)は業界標準ハードウェア/ソフトウェア・ソリューションの使用を通じ、組み込み電子機器業界の変革をサポートしています。2011年にはmikroBUS(TM)開発ソケット標準と、同標準を使用して開発期間を大幅に短縮する小型Click boards(TM)を発明しました。現在、MikroElektronikaは競合他社の10倍に及ぶ1,350種類のClick boardsを提供しています。また、mikroBUS標準は主要なマイクロコントローラ企業の開発ボードに採用されています。SiBRAIN( https://www.mikroe.com/sibrain )はMCU開発アドオン・ボード/ソケット向けのMIKROEの標準です。また、MIKROEのDISCON( https://www.mikroe.com/discon )標準に基づいて、広範な対応LCDとタッチスクリーンから選択して使用することが可能です。さらに、MIKROEは世界で最もフレキシブルなIDE「NECTO」、業界で最も広範なコンパイラ製品ラインナップとともに、開発ボード、プログラマー、デバッガーも提供しています。
詳細については、 http://www.mikroe.com/ をご覧ください。

リリース詳細
提供元: PR TIMES