ユビキタスAI、IoT機器の開発と市場投入までの期間を50%短縮し、OSSのセキュリティ懸念も軽減できるソフトウェアパッケージを開発

株式会社ユビキタスAIコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAI」)は、組込みシステムを構成するリアルタイムOS、ネットワークスタックおよびアプリケーションなどのミドルウェアを動作確認済みのパッケージにした新製品「Ubiquitous RTOS IoT Enabler(以下「RTOS IoT Enabler」)」を2022年6月9日(木)に提供開始することを発表します。
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<製品イメージ図>

近年、高性能・高機能化が進む組込み機器開発では、OS、ネットワークスタック、ミドルウェア、アプリケーションと多岐にわたるソフトウェアの検討、開発および調達が必要になります。また、採用するソフトウェアにおける品質の確保やセキュリティ対応に多大な時間と手間を要します。その中には、専門的な知識が必要とされるオープンソースソフトウェア(OSS)の使用可否の判断まで含まれており、組込み開発者の負担になっています。

RTOS IoT Enablerは、最新のIoT機器からEMS※、スマート家電、メディカル・ヘルスケア、HMI、FAなど幅広い組込み製品の開発効率を向上し、市場投入までの期間を50%短縮可能にするオールインワンパッケージです。ユビキタスAIのμITRON4.0仕様リアルタイムOS「TOPPERS-Pro シリーズ」、省リソースのMCUでも効率的に動作するネットワークスタック「Ubiquitous Network Framework」をベースに、EMS、スマート家電などさまざまなアプリケーションに適したミドルウェアを柔軟に組み合わせられます。

一般的にIoT機器の設計工程では、ソフトウェアの選定や調達のための契約業務が発生し、開発工程はRTOSの移植、ネットワークスタックの移植、ファイルシステムやミドルウェアの移植にアプリケーション開発まで多岐にわたるため開発期間が半年以上となることが少なくありません。
RTOS IoT Enablerの利用者は、複数のソフトウェア調達に関連する契約業務が簡素化されるだけでなく、OSS採用に伴うセキュリティ懸念、ソフトウェアの品質向上および長期の利用に耐えうる適切なアップデートが行われるか、といった問題から解放されます。さらに、RTOS IoT Enablerは動作確認済みのソフトウェアパッケージであるため、動作確認に要する期間が短縮されることによって、3ヶ月未満でIoT機器の開発を行うことも可能となります。

また、OSSは無保証で使用することが前提とされているため、不具合や脆弱性があった場合、利用者自身で対応する必要があります。一方、RTOS IoT Enablerは商用ソフトウェアであり、その提供元であるユビキタスAIが不具合や脆弱性への対応をサポートするため、利用者の負担が軽減します。
これまで、開発工数や期間の制約から既存資産の流用による派生開発を余儀なくされていた製品開発者も、RTOS IoT Enablerを利用することで、システム要件に最適な最新のマイコンやプロセッサをベースにした設計への移行が可能になります。
製品開発の効率が向上することで、自社アプリケーションの開発に集中でき、優れた製品の市場投入に寄与します。

今回は、幅広いIoT機器開発に適用可能なRTOS IoT Enablerに加え、RTOS IoT Enablerの最初の特定アプリケーション向けパッケージとして、スマートメーターやスマート家電など多くのEMS機器で採用されている規格であるECHONET Liteを統合した「Ubiquitous RTOS IoT Enabler for EMS」を同時にリリースします。

今後、ユビキタスAIでは顧客の製品開発の効率化と市場競争力の向上をサポートする、高性能で信頼性の高いソフトウェアを簡単かつ迅速に利用できるRTOS IoT Enablerの開発を継続し、アプリケーションに特化したパッケージバリエーションを増やしていきます。

■RTOS IoT Enablerの概要
名称 : Ubiquitous RTOS IoT Enabler
(ユビキタス アールトス アイオーティー イネーブラー)
販売開始日 : 2022年6月9日(木)
価格 : 基本機能200万円~
(仕様によって異なります。詳細はお問い合わせください。)
製品ページURL: https://www.ubiquitous-ai.com/products/rtos-iot-enabler/

■主な特長
・組込みシステム設計を効率化・簡素化する包括的なソフトウェアパッケージ
OS、ネットワーク、セキュリティなどの移植・開発作業を不要にし、開発効率の向上と市場投入までの期間を短縮
・商用リアルタイムOS「TOPPERS-Pro」をあらかじめ統合
タイミングクリティカルで複雑な制御をスマートに処理。最新のマルチコアCPUアーキテクチャに対応
・アプリケーションに特化したパッケージを提供
EMS向けECHONET Liteやスマートスピーカー向け音声コントロールといった特定のアプリケーション向けに最適化されたパッケージの利用で、さらに開発工数を削減

今回、販売を開始するUbiquitous RTOS IoT Enabler for EMSについての詳細は、以下よりご覧ください。
URL: https://www.ubiquitous-ai.com/products/rtos-iot-enabler/for-ems.html

<お見積もり・お問い合わせ窓口>
sales@ubiquitous-ai.com

■株式会社ユビキタスAIコーポレーション 代表取締役社長 長谷川 聡のコメント
「近年の組込みシステムは、ますます複雑化し、お客様の開発リソースへの負担は増加し続けると同時に、グローバル化された市場構造の中では、製品を早期に市場投入することが求められます。
今回発表したRTOS IoT Enablerは、ユビキタスAIが長年にわたり商用ソフトウェアとして開発、販売し、お客様から支持を得てきた組込みシステム向けの基本ソフトウェアとミドルウェアを動作確認済みのパッケージとして提供することで、これらの課題を解決します。RTOS IoT Enablerが、性能だけでなく、安心・安全な利用に考慮した製品開発を行うお客様に貢献できるものと確信しております。」

※EMS:Energy Management System

以下のイベントでRTOS IoT Enablerについて紹介予定です。

「TOPPERSカンファレンス2022」
会期 : 2022年6月10日(金)
会場 : 大田区産業プラザ(オンラインとのハイブリッド開催)
公式Webサイト: https://www.toppers.jp/conference.html
講演 : 事例紹介パート(16:10~16:50)の中で
TOPPERS-ProおよびRTOS IoT Enablerを紹介

「Infineon MCU Partner & Solution Day」
会期 : 2022年7月7日(木)
会場 : 大崎ブライトコアホール(オンラインとのハイブリッド開催)
公式Webサイト: https://infineon.oatnd.com/mcu2022/
講演 : PSoC(TM) 64 MCUでインテリジェントなIoTデバイスを
実現するためのソフトウェア

■株式会社ユビキタスAIコーポレーション(証券コード:3858)について
ユビキタスAIは、組込み機器開発に必要とされるソフトウェアを中心とした自社開発製品および海外メーカー製品の販売・サービス提供を行う企業です。標準規格に準拠した製品から、最先端の製品まで、豊富な製品・サービスラインアップと開発プロジェクトを支援するエンジニアリングサービスを提供しています。高度な技術開発力と専門知識で「お客様」、「社会」のより良い未来に貢献します。

本社所在地 : 東京都新宿区西新宿1-21-1明宝ビル6F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/

■投資家の皆様へ
本ニュースリリースは、ユビキタスAIの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。

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