Laboro.AI 技術顧問に大阪大学 鷲尾隆氏が就任

専門的知見に基づくAI技術の産業実装をさらに促進

株式会社Laboro.AIは、産業界に対するAI実装のさらなる推進に向け、大阪大学 産業科学研究所 教授 鷲尾隆氏が技術顧問に就任したことをお知らせいたします。

<今回のポイント>
・︎ AI・機械学習を活用した計測インフォマティクスの第一人者である鷲尾氏が技術顧問に就任
・︎ 技術アドバイザリーなど様々な形での体制構築を進め、ビジネス課題解決に向けた技術開発力を向上
・︎ 同分野における最新知見の深化により、製造業をはじめとする産業界へのAI実装をさらに促進

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 オーダーメイドによるAI・人工知能ソリューション『カスタムAI』の開発・提供およびコンサルティング事業を展開する株式会社Laboro.AI(ラボロエーアイ、東京都中央区、代表取締役CEO椎橋徹夫・代表取締役CTO藤原弘将。以下、当社)は、大阪大学 産業科学研究所 教授 鷲尾隆氏を技術顧問として招へいし、特に鷲尾氏が専門領域とするAI・機械学習を活用した計測インフォマティクスにおける当社技術開発力の向上を進め、製造業をはじめとした物理現場を伴う産業界に対するAI実装をさらに促進してまいります。

本件について詳細は、下記もしくは以下のPDF版プレスリリース(全文)からご確認いただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d27192-20220525-f69a6beac63270359489c23dad07c243.pdf

<技術顧問就任の背景 >

 ビジネス環境の複雑性が増す中、AIをはじめとした先端技術によるデジタル・トランスフォーメーション(DX)を成し遂げるためには、日々進化を遂げる基礎研究情報を迅速にキャッチアップする能力に加え、そこで得られた技術情報をビジネス現場へと応用していく“産業実装力”、言い換えればテクノロジーとビジネスを適切に「つなぐ能力」が不可欠です。これまで当社では「テクノロジーとビジネスを、つなぐ」「すべての産業の新たな姿をつくる」をミッションに掲げ、そのための体制構築を推進するとともに、自社のケイパビリティ向上に邁進してきました。
 今般、当社の技術顧問に就任した鷲尾氏は、国内を代表するAI・機械学習研究の第一人者であり、大阪大学 産業科学研究所等における基礎研究実績および学術界への貢献はもちろんのこと、国立開発研究法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター等においては実産業界との応用研究に取り組み、AIの産業実装を目的とした数多くの経験・実績を有しています。特に鷲尾氏は、製造・医療等の物理現場においてセンサー等のセンシング技術を用いて収集・測定される各種データに対してAI・機械学習による解析を施す「計測インフォマティクス」を専門としており、AI・機械学習の基礎研究に留まらない、産業実装を見据えた応用に取組む研究者として国内外で高い評価を得る研究者です。こうしたアカデミアの観点からテクノロジーとビジネスを「つなぐ」優れた取組みを推進してきた鷲尾氏と、前述の当社の考えとが強く一致し、相乗的な関係性が見出せたことが今回の就任の背景になっています。
 鷲尾氏は当社の技術顧問として、今後、当社エンジニアリングやクライアントプロジェクトの開発内容に関する技術側面でのアドバイザリーはもちろんのこと、鷲尾氏が知見を持つ製造業をはじめとした各産業の現場知見の共有等のビジネス側面でのアドバイザリーにも関わる予定で、技術開発力および産業実装力の両面における当社ケイパビリティのさらなる向上に資するものと考えています。

<鷲尾隆氏 プロフィール >

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鷲尾 隆 Takashi Washio

大阪大学 産業科学研究所 教授
兼 国立開発研究法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター NEC−産総研 連携研究室 室長
兼 国立研究開発法人 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業(CREST)「社会課題解決を志向した革新的計測・解析システムの創出」領域総括

<専門>
AI/人工知能、機械学習、計測インフォマティクス

<研究内容>
機械学習・データマイニング原理の探求
計測指向機械学習と先端計測への適用
機械学習とシミュレーションの融合
機械学習・データマイニングの産業適用 等

<プロフィール>
1988年 東北大学 工学研究科 原子核工学専攻 博士課程後期 修了(工学博士)
1988年 マサチューセッツ工科大学(MIT)原子炉研究所 客員研究員
1990年 株式会社三菱総合研究所 研究員
1996年 大阪大学 産業科学研究所 助教授
2006年~ 大阪大学 産業科学研究所 教授
2016年~ 産業技術総合研究所 人工知能研究センター NEC-産総研連携研究室 室長 兼任

<近年の受賞学会賞>
2001年5月 人工知能学会 論文賞(受賞論文「スケールタイプ制約に基づく科学法則式の発見」)
2005年6月 人工知能学会 研究会優秀賞(受賞論文「定量的相関規則を用いたクラス分類手法の開発」)
2007年6月 人工知能学会 研究会優秀賞(受賞論文「幾何学的制約に基づいた高相関変数集合導出手法」)
2009年6月 人工知能学会 功績賞
2016年1月 IBM Faculty Award

< Laboro.AIについて >

 株式会社Laboro.AIは、オーダーメイドのAIソリューション『カスタムAI』の開発・提供を事業とし、アカデミア(学術分野)で研究される先端のAI・機械学習技術をビジネスへとつなぎ届け、すべての産業の新たな姿をつくることをミッションに掲げています。業界に隔たりなく、様々な企業のコアビジネスの改革を支援しており、その専門性から支持を得る国内有数のAIスペシャリスト集団です。

<会社概要>
社 名:株式会社Laboro.AI(ラボロ エーアイ)
事 業:機械学習を活用したオーダーメイドAI開発、およびその導入のためのコンサルティング
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目11-1 GINZA GS BLD.2 3F
代表者:代表取締役CEO 椎橋徹夫・代表取締役CTO 藤原弘将
設 立:2016年4月1日
URL : https://laboro.ai/
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リリース詳細
提供元: PR TIMES