「避難生活の大切さわかる」大槌の女性たちがウクライナ避難民支援に寄付商品金額のうち1,000円をウクライナでの支援活動費に

認定NPO法人テラ・ルネッサンス(所在地:京都府京都市 理事長:小川真吾)が運営する「大槌刺し子」は、ロシアの軍事侵攻によるウクライナの避難民支援を目的とする寄付つき商品を販売いたします。商品金額のうち1,000円がテラ・ルネッサンスが行うウクライナ危機緊急支援の活動費に充てられます。2022年5月9日(月)オンラインショップ(https://store.sashiko.jp/)で予約開始・5月中旬から発送します。

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寄付つき商品販売の背景
 大槌刺し子の運営母体でもあるテラ・ルネッサンスは、ロシアの軍事侵攻によって避難することを余儀なくされたウクライナ避難民の緊急支援を実施しています。3月中旬には、2名からなる先遣隊を隣国ハンガリーとウクライナに派遣し、ニーズ調査および支援活動を行いました。
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 現在、ウクライナでは国外に避難する難民の数は490万人を超え、ウクライナ国内で避難生活を送る国内避難民の数は710万人以上に上っています。ユニセフによると、こうした難民の9割は女性や子どもだとされ、高齢者も多くいます。また、1,000万人以上にも上る避難民の半数近くが子どもだと言われています。戦争の長期化により、避難民の数はますます増加するだけでなく、避難生活も長期化することが予想され、こうした人々を対象とする緊急人道支援、また中長期的な視点に立った支援が求められています。

 避難生活を送るウクライナの人々の姿が、東日本大震災後、避難所で身を寄せ合った日々と重なり、私たちにも何かできることはないかと考えました。そこで、大槌刺し子では売り上げの一部を、避難生活を送る女性や子どもたちへの支援など、テラ・ルネッサンスが実施するウクライナ支援活動を応援する、「寄付つき商品」の制作を決めました。

商品について

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 寄付つき商品として販売するのは、ウクライナの国花でもある「ひまわり」をモチーフとした刺し子を施したハンカチとマスクの2アイテム。日常使いとして気軽に取り入れることができるアイテムを、いずれも商品価格2,000円で販売。そのうち1,000円が、ウクライナの支援活動に使われます。

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 刺し子は、もともと衣服の修繕や保温に加えて、家族の安全、豊穣祈願などの祈りを込めた手仕事として、受け継がれてきました。東日本大震災を経験し、避難生活の苦労を知る大槌刺し子の刺し子さん(職人)が、「ウクライナの人々が一日も早く平穏な日を取り戻せるように」との祈りを込めて、「ひまわり」モチーフの刺し子をひと針ひと針施しました。
 ハンカチとマスクの素材には、無漂白の晒しを使用しています。吸水性と速乾性があり、肌にも優しいことが特徴です。
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 なお、商品購入時の特典として、ウクライナの子どもたちが描いたひまわりの絵をモチーフにしたポストカードをお付けします。購入いただいた方には、ウクライナの人々に想いを寄せていただくことを願っています。

生活の必需品でもあるハンカチとマスク。「ウクライナの人々のために何かしたい」そんな方におすすめの商品です。ぜひ、この機会に買い物を通じて、ウクライナ避難民の支援にご協力をお願い申し上げます。

商品概要

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■商品名:【ウクライナ支援】刺し子のひまわりハンカチ
■素材:綿
■サイズ:20×20cm
■販売価格:2,000円(税込)         
■寄付金額:1,000円

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■商品名:【ウクライナ支援】刺し子のひまわりマスク
■素材:綿
■サイズ:H15×W24cm・耳かけ15cm
■販売価格:2,000円(税込)         
■寄付金額:1,000円

【予約受付】
5月9日(月)より大槌刺し子オンラインショップ(https://store.sashiko.jp/)にて順次受付開始、5月中旬より順次発送いたします。

刺し子について

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刺し子は、布地の上にひと針、ひと針、つづり縫いや刺し縫いすることで、布を丈夫にしたり、模様を描く、日本の伝統手芸です。

○大槌刺し子 https://sashiko.jp/

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2011年6月に東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町にて、支援に関わっていた5名の東京のボランティアが発足。現在は認定NPO法人テラ・ルネッサンスが運営。1.手仕事の価値を伝える、2.持続可能な社会をつくる、3.工芸と日本を元気にすることを目指している。発足以降、これまでに、累計約155,661千円を売り上げ、209名の岩手三陸の女性たちに約39,784千円の加工賃を支払った。現在、約30名の刺し子さんが職人として活躍し、岩手県内の伝統工芸の一つとして注目を集めている。

〇 認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社) 、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

名称 :特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地 :京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL :https://www.terra-r.jp
理事長 :小川 真吾
設立 :2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など

リリース詳細
提供元: PR TIMES