総額2.3億円の資金調達を完了したVoicePing株式会社が「オンライン出社」を可能にするバーチャルオフィス VoicePing 2.0を新規リリース

洗練されたUXとAI技術でリアルオフィス以上のリモートチームワークを実現

企業のリモートワーク体制における課題解決に取り組んでいるVoicePing株式会社(ボイスピング)が、日本政策金融公庫と株式会社メタリアルから総額2.3億円の資金調達を完了し、リモートチームの生産性とエンゲージメントを高めるためのバーチャルオフィスサービス VoicePing 2.0を2021年11月16日にリリースしました。本サービスは、2次元バーチャルオフィス上での自然な声かけ機能、リアルタイム文字起こし&翻訳機能、必要十分なコラボレーション機能等により、リアルオフィスに限りなく近いもしくはそれを上回るチームワークが可能な高度なUXを実現しました。チームの規模と一部機能の利用可能上限に応じて無料・有料プランの提供をしています。

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URL : https://voice-ping.com

■ 背景
 新型コロナを経験した今、リモートワークは多くの企業・団体で、当たり前の働き方へと定着しつつあります。しかし、リモートワークの導入によって生産性が低下するという声が表面化しており、総務省がポストコロナの働き方に関する提言書を8月に発表するほど、今、リモートワーク体制における生産性向上が社会に求められています。
 多くのリモートワーク体制には、Zoom、Google Meet、Slack Huddleといった便利なコミュニケーションツールが導入されていますが、これらは、リアルオフィスで可能な簡単な声かけ、周りの人の活動の把握、そしてそこから得られる一体感を実現できていないという課題は残されたままで、リモートチームの生産性が損なわれる要因となっています。その兆候として、ポストコロナに入りつつある今、オフィス出社体制に戻る方が合理的だと判断する企業が続出しています。
 しかし、組織の運用コストの面から、真に生産的で持続可能なワークスタイルは、リモートワーク体制の合理的活用であり、それを不自由なくこなせる手段がないという理由で放棄することは断じてあってはなりません。そこで、VoicePing株式会社は「リモートチームの生産性とエンゲージメントを最大限に高める」というミッションの下、Meta(Facebook)のWorkroomsと同様、メタバースを手段とし、リモートチームの完全なオンライン出社の実現を目指しています。

■ 特徴
1. チームの活動状況を可視化

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 VoicePingでは、チーム全体の活動状況が常時可視化され一体感のあるチームワークが可能です。VoicePing内には大きな「ワークスペース」が存在し、その中には部署やプロジェクト単位の活動スペースとして「フロア」が用意されています。メンバーのアバターはどこかのフロアに存在することになり、どのフロアにいるのかが常時分かるようになっています。また、アバターを見ることでステータス(取組中か否か=話しかけてもいいか否か)が分かります。それだけでなく、メンバーがパソコン上で使用中のアプリ、ミーティング中か否かが、一目でかつリアルタイムで確認できます。そのため、メンバー同士のコミュニケーションが取りやすくなり、マネージャークラスの方は、ワークスペース内でチーム全体の活動状況を常時把握しながら、リアルオフィスのようなディレクション及びマネジメントが可能となるため一体感と機動力のある強いリモートチームを作ることができます。

2. 自然な声かけ と 近くに呼ぶ機能

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 VoicePingでは、リアルオフィスと同様に相手に話かけても良いかをリアルタイムで判断できるので、自然に声をかけることができます。フロア内でメンバーのアバターを見て、ステータスを確認し、対応可能なアバターに近づいて、スピーカー音声ONとミュート解除をリクエストして、相手が応じると、スムーズに会話を始めることができます。アバター同士が一定範囲内に近づかない限り声は聞こえないため、リアルオフィスと同様に、不要な話し声が聞こえないです。また、相手のアバターがどこにいるかを地図上で探さなくてもステータスを確認し相手を召集できる「近くに呼ぶ」機能が用意されています。話したいメンバーの名前を探し、マウスを近づけると相手が話し可能なステータス(オンライン)の場合にのみ「近くに呼ぶ」ボタンをクリックできるようになっています。相手が呼びかけに応じると、相手のアバターが自分の近くに瞬間移動し、すぐ会話を始めることができます。これらの使い方をすることで、リアルオフィスと同様に相手が話せる時に話しかけをするという状態が可能になるので、ほとんど断られることのない声かけをすることができます。また、近くに呼ぶ機能は、少人数で話している途中に、他のメンバーを召集したい場合も、柔軟に機能します。また、特定のユーザーのみを参加させたいプライベート会議も開催可能です。

3. ピクチャーインピクチャー(PIP) 通知機能

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 VoicePingでは、オンラインのユーザー一覧から「近くに呼ぶ」を選択すると、自身の画面と特定のユーザー画面にピクチャーインピクチャー(PIP)で通知が出ます。この通知は、Excel、Powerpoint、Chromeブラウザなど、どんな画面を開いていても画面手前に表示されるので、呼びかけを見逃すことなく即時に反応することが可能です。さらに、Googleカレンダーに予定が入っていたり、アプリのステータス(取り込み中、PCスリープ状態)が設定されている場合には不必要なPIP通知が一切来ないよう設計されています。他の作業に集中したい時やミーティング中に通知を煩わしいと思うことはありません。

4. メンバーの生産性管理

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 VoicePingでは、メンバーの活動ログを短・長時間スパンで確認でき、実効的な従量制の生産性管理が可能です。メンバーは「どんな作業をしていますか?」の枠に取り組んでいる仕事内容を入力し、他のメンバーに共有できます。また、作業タイマーによるタイムトラッキング機能が搭載されており、メンバーの作業内容と作業時間を合わせた活動ログを得ることができます。マネージャーはその活動ログをメンバーとの1on1で活用することで、個別の生産性を緻密に管理できるのです。さらに、作業時間を測るタイムトラッカーの存在は、メンバーの生産性意識を高め、チーム全体の生産性向上に貢献します。

5. 一体感のある共同作業

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 VoicePingでは、バーチャル会議室で複数のツールを同時に共有しながら、一体感のある共同作業を実現します。バーチャル会議室内では他のアバター同士に近づかなくてもメンバー同士の声が聞こえたり、その会議専用の会議室を作ることもできます。会議室の中では、メンバー全員が編集可能なホワイトボードや、Google-Documentのようにリアルタイムで誰がどの文字を編集しているかがわかるテキストエディタ等、実用性の高い作業ツールが備わっており、一体感と現場感のある共同作業が生まれます。話している人のアバターが緑色に光るので、メンバーの声と名前が一致しない新人や初めての人同士でも参加に戸惑うことはありません。また、会議の途中で室外にいる他のメンバーにも参加してもらいたい時は、そのメンバーが取り込み中でなければ、ワンクリックで相手を会議に招待することも可能です。招待したメンバーにはPIP通知が届くので、必ず相手からの反応が返ってきます。

6. リアルタイム文字起こし&翻訳(日・英・中)

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 VoicePingでは、AI技術を活用した高精度のリアルタイム文字起こし(Speech to Text)機能と自動翻訳機能を利用することができます。文字起こし機能は、会議中に話された内容を、発言者の名前と共に自動でテキストに起こし、議事録を作成することができる機能です。VoicePingでは、話者分離された個別音声が音声認識サーバーに発話区間のみ送信されるので、低コストで高精度の音声認識が実現できます。メンバーの誰かが議事録作成に時間を取られることもなく、会議に遅れたメンバーや参加しなかったメンバーが内容をキャッチアップすることが可能です。また、文字起こしされたテキストはリアルタイムでチャット欄に表示されるので、聞き取れなかった部分等があった際にも会議を止めずに即時に内容を理解することができます。セキュリティ面も十分に配慮し、作成された議事録データは全て暗号化されるよう設計されています。さらに、文字起こしされたテキストの言語をリアルタイムで翻訳して表示する機能(日・英・中対応)も搭載。日本語に慣れてない外国人メンバーを混ぜた会議でも内容を円滑に共有できるだけでなく、外国人との日常的なコミュニケーションも翻訳機なしで行うことができます。Slack連携をしていれば、共有したいチャンネルで議事録を共有するオプション機能も用意されています。

7. ライトな音声通話

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 VoicePingでは、他の作業を行いながら小さな洗練されたPIP(ピクチャーインピクチャーベース)ベースのUIでライトに通話を行うことができます。声かけ等で会話が始まった後にアプリを閉じると、PIPベースのコンパクトなUIが画面に表示されます。カメラをONにすることで、顔を見ながら話すことも容易にできます。また、瞬時にマイク・カメラをON/OFFできるため、生活雑音が発生する場合には相手に配慮することも可能です。音声通話も独自のノイズ処理ロジックを入れており、ZOOMのような、常にクリアな音声通話が可能になります。他の作業に集中しながら、メンバーとライトに常時接続し会話ができるので、一体感をもったチームワークで作業を進めることが可能になります。この革新的なUXを是非お試しください。

■ 利用シーン
– オンラインで一体感と熱意をもった共同作業をしたい時
– リアルオフィス並みの生産性を維持しつつ、オフィスコストを削減したい時
– チームメンバー同士のコミュニケーションを活発化させ、オンラインでもメンバー1人1人のエンゲージメントを高めたい時
– こまめなコミュニケーションが必要な新人のオンボーディングの時
– メンバーの活動状況をこまめに監督する必要がある時
– 短納期かつ高品質を要求されるプロジェクトをスピーディーに進める必要がある時
– テキストベースでは難しい抽象的議論や相手を説得するのに必要な感情も伝える必要がある議論を日常的に行う必要がある時
– 日本語を話せない外国人メンバーとのスムーズな会話ベースのやりとり共有が必要な時

■ サービス概要
● 料金
チームの規模と一部機能の利用可能上限に応じて、以下のプランを提供しております。
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上記よりも大きい規模や機能利用をご希望の場合には、お問い合わせください。

● 入手方法
VoicePing2.0のホームページからデスクトップアプリのダウンロードを行い、すぐに利用開始することができます。
URL : https://voice-ping.com

■ 資料請求とサービスの詳細な案内(WEB会議によるデモ含む)
こちらvoiceping-support@p2p-inc.jp のEmailアドレスにお問い合わせ下さい。

■ プロダクトロードマップ(予定)
2021年11月 : VoicePing2.0リリース
2022年1月 : 他勤怠管理連携(ジョブカン、jinjer ジンジャー 、KING OF TIME等)
2022年3月 : BEP20トークンをベースとしたピアボーナス機能
2022年5月 : ウェビナー・懇親会・イベントにも使えるWEBブラウザアプリ版 VoicePing 3.0リリース
2022年10月 : Oculus Quest 3を想定した、VR 版 VoicePing リリース
2023年1月 : 次世代AR/VRゴーグルを想定した、VoicePingを軸としたメタバースPF リリース

■ 会社概要
会社名 : VoicePing株式会社
所在地 : (〒105-7508) 東京都港区海岸一丁目7番1号東京ポートシティ竹芝8階ビジネスエアポート内
代表者 : 中島明紀
設立 : 2019年7月
資本金 : 2億990万円(資本準備金を含む)
事業内容 : バーチャルオフィスSaaSサービス、システム受託開発
会社HP : https://voice-ping.com

■ 本件に関するお問い合わせ
VoicePing株式会社 代表 中島明紀
E-mail : voiceping-support@p2p-inc.jp

リリース詳細
提供元: PR TIMES