ワクチン充填の効率化「クイックフィラー・フレックス」開発

~ 集団・職域接種におけるクイックフィラーをより使いやすくモデルチェンジ~

三田理化メディカル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:千種潤也)は、コロナワクチンの注射器への充填におけるミスを軽減し、確実性・安全性の向上、充填手技の効率化を支援する「クイックフィラー」(従来品)に対し、さらに現場に適するようにモデルチェンジした「クイックフィラー・フレックス」を新たに発表しました。2021年10月9日(土)~10日(日)にオンライン上で開催される、第31回日本医療薬学会年会併催薬科機器展示会(WEB)(https://site2.convention.co.jp/31jsphcs/)に出展発表し、注文予約を受付けます。

日本政府が公表しているデータによると、新型コロナワクチンの人口あたり接種率は10月6日時点で、一回目接種72.9%、二回目接種62.3%に到達しています。(首相官邸 2021年10月6公表)
集団接種・職域接種は今後も順調に推移することが期待される一方で、今後は三回目の接種も検討がなされています。まだまだ続くワクチン接種について同社は、ワクチン充填作業を担う薬剤師や看護師のストレス軽減・効率化・安全性向上を支援するため、多くの接種会場への同機導入を提案しています。手技に不安のある担当者でも簡単に作業を行うことができ、慣れれば作業スピードが大幅にアップする(当社調べでは作業スピードが50%向上することを確認済)と期待が寄せられています。https://racoon-medical.co.jp/product/Quick_Filler/
カタログ:https://prtimes.jp/a/?f=d82156-20211007-1d1600c102e891f220822dd8c2621be3.pdf
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[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=i3DzAItB8fQ?t=3 ]

クイックフィラー・フレックスの3つの特長

1. 両手で注射器を操作するため、計量と充填操作が確実かつ容易になります。また、手で薬瓶を保持しないため、体温による薬瓶内液の温度上昇を防止します。さらに、注射針キャップのリキャップ時に針刺し事故が起きないよう、リキャップ専用の針キャップホルダーを新機能として追加しています。
ワクチン充填の一連の手技で針が自身の指の方向に向けることは一切なくなり、より安全性が向上しました。

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2. フリップキャップ(薬瓶にあらかじめ封印されている樹脂製キャップ)をつけたままの状態で、薬瓶をホルダー部へワンタッチでセットでき、より操作が簡単になりました。また、手を「手指サポート(手指を支える板状の構造)」 に添えながら充填作業を行うため、安全性・作業スピードが向上し、充填作業のストレス・疲労を軽減(改善)します。注射器への充填作業が不得手な人でも簡単に充填作業が行えるようなるため、人材の確保にも有効です。

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3. 多くの接種会場で会議机が作業台として活用されていることから、あらゆる人の視線の高さでの充填確認を可能としました。さらに、前面オープン設計により針先の視界が良好となるほか、作業者にとって最適な角度に薬瓶の向きを調整できるため、ゴム栓を直視できるだけではなく、注射器内に混入した泡沫を注射器を垂直方向に立てることで排出しやすくなりました。また、薬瓶を逆さ向きに保持しているので、瓶内の薬液が下部に集まり充填しやすいだけではなく、薬瓶内の薬液を最後まで採取できます。例えばファイザー社製の新型コロナワクチンの場合、標準では0.3ml×6本充填することと定められていますが、場合によっては7本分の薬液充填が可能になるという副次的メリットもあります。
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クイックフィラー・フレックス誕生の背景

ペインクリニック等(痛みを治療する専門の診療所)においては、薬瓶を逆さに保持固定して注射器へ注射器充填するための器具が、「薬液容器ホルダー」として従前より利用されていました。この「薬瓶を逆さに保持固定する手法」が注射器充填手技を大幅に改善し、スピードを上げつつ、作業者のストレスを軽減することが分かっていました。
2021年度より、新型コロナウイルス感染予防策として大量のワクチン接種されることになったため、「薬液容器ホルダー」のコンセプトはそのままに、集団接種会場の会議机等で利用しやすい「コロナワクチン対応の機器」の開発に着手しており、この度、より作業性を向上するためにクイックフィラー・フレックスを新たに開発しました。
【薬液容器ホルダー紹介動画】
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=YVpk8hmVndQ ]

クイックフィラー・フレックスの使い方・利用シーン

いくつかの地方自治体による集団接種会場、大規模接種会場、職域接種会場において、薬剤師・看護師・保健師などによる薬液充填作業の現場ですでに導入されています。注射器充填手技が不得手な人でも簡単に充填作業に取り掛かれるため、特に人材確保の難しい地方の接種会場からは、「助かった」「導入してよかった」と喜ばれています。
また、使い慣れてきてコツをつかむと、注射器への薬液充填に慣れている医療者と同じぐらいのレベルまで作業スピードが早くなることも確認できています。当社調べでは、1本あたりの充填作業にかかる時間は、従来の方法のおよそ半分まで低減できています。

【京都府大規模接種会場の様子 動画】
[動画3: https://www.youtube.com/watch?v=oVQOjdN-m3E ]

【東京海上日動火災保険株式会社様 職域接種の練習の様子 動画】

[動画4: https://www.youtube.com/watch?v=XpGLId-MRnU ]

【「クイックフィラー・フレックス」製品概要】
価格: 65,000円 /台(消費税別・送料別)
販売方法:直接販売、代理店販売
販売店:医療機器流通業者、医療機器流通卸
想定ユーザー:地方自治体、職域接種企業、職域接種大学、個別接種病院・クリニック、病院 等
仕様:本機は薬機法に基づく医療機器に該当しません。
  本体寸法:W200×H420×D200
  バイアル瓶最大セット数: 2本まで
  材質:SUS304
  重量:5.5kg
  【商品企画】
   品名・型式:クイックフィラー・フレックスP(ファイザー対応) QFF-P2-1
         クイックフィラー・フレックスM(モデルナ対応) QFF-M2-1
         ※従来型のクイックフィラーは機器の上部部品をクイックフィラー・
          フレックスの上部部品と交換取り付けができ、クイックフィラー・
          フレックスとして使用できます。
         ※その場合は次の部品名・型式をお求めください。
          QFフレックス交換パーツ ファイザー QFF-P2-P1
          QFフレックス交換パーツ モデルナ  QFF-M2-P1
         ※また、ファイザー対応器からモデルナ対応器へ、あるいは
          その逆への改造は機器上部部品を交換することで各ワクチン
          対応器に変更することができます。

これまでの納入実績 ;(従来品)
【ファイザー対応】
上川町(北海道)、能代市(秋田県)、久慈市(岩手県)、奥州市(岩手県)、三浦病院(宮城県)、五泉市(新潟県)、邑楽町(群馬県)、小牧市(愛知県)、相楽郡南山城村(京都府)、相楽郡精華町(京都府)、木津川市(京都府)、藍里病院(徳島県)、川崎町(福岡県)、大分市保健所(大分県)、粟国村(沖縄県)
【モデルナ対応】
京都大規模接種会場(京都府)、新潟市集団接種会場(新潟県)
富士通(株)(神奈川県)、東京海上日動火災保険(株)(東京都)、(株)ウエルネストコミュニケーションズ(東京都)、IT関東ソフトウエア健康保険組合(東京都)、ブラザー工業(株)(愛知県)、竹中工務店(大阪府)、香川県財務省共済組合高松国税局(香川県)、広島県財務省共済組合広島国税局(広島県)

三田理化メディカル株式会社について
2014年9月に三田理化工業株式会社(本社:大阪市 代表取締役 千種康一)の事業開発部を継承する形で独立創業し、三田理化工業(株)製品の海外展開の窓口をする一方、全国的に広がる医工連携事業を活用した医療機器商品開発に積極的に取り組んでいます。看護・医療安全・薬局・整形外科・ペインクリニック・検査分野など、さまざまな方向からの医療従事者の業務サポートや、患者QOLの向上を目指した「医療現場における様々な課題」を、アイデアと工夫で解決する商品開発を進めています。創業以来すでに、50品目以上を上梓しています。

【会社概要】
会社名: 三田理化メディカル株式会社
所在地: 東京都文京区本郷2丁目17-13-102
代表者: 代表取締役 千種 潤也
設立:   2014年9月1日
URL:   https://racoon-medical.co.jp
事業内容:医療機器の開発・製造販売・マーケティングおよび海外展開・輸出。特に、医薬・看護・医療安全・整形外科・ペインクリニック・検査等分野における新商品開発に強みもつ。

【お客様からのお問い合わせ先】
三田理化メディカル株式会社
TEL:03-3812-5394
e-mail:jchigusa@racoon-medical.co.jp

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】(
三田理化メディカル株式会社 代表取締役 千種潤也
TEL:090-4626-6495
e-mail:jchigusa@racoon-medical.co.jp

リリース詳細
提供元: PR TIMES