博報堂グループのスパイスボックス、「採用広報」に特化した新会社を設立。マーケティング分野で培ったSNSデータ分析ノウハウを活かして企業の採用活動を支援

パナソニック株式会社などにサービスを提供

株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、代表取締役社長:田村栄治)は、2003年に創業した博報堂グループのデジタル・コミュニケーション・カンパニーです。SNS やソーシャルメディア上のデータを活かし、生活者に向けてブランドの認知、好意形成を行う「エンゲージメント・コミュニケーション」施策を用いて幅広く企業のブランディング支援を行っています。

このたび、当社が持つ強みを活かし、企業の人事部門向けに採用広報(採用マーケティング)支援を行う新会社、株式会社No Company(読み方:ノーカンパニー、本社:東京都港区、代表取締役:秋山真)を設立致します。SNSデータ活用ノウハウのほか博報堂グループの一員として持つ豊富なマーケティング知見、実績を活かして企業の採用活動の支援を行います。

※「エンゲージメント・コミュニケーション」とは
SNSやソーシャルメディア上の生活者の反応データ(いいね!やシェア、コメント、リツイートなどで、マーケティング用語で「エンゲージメント」と呼ぶ)を分析、活用して企業と生活者を繋ぐコミュニケーション施策を設計すること。企業やブランドのメッセージをターゲットに届けやすくするために、SNSやソーシャルメディア上のデータからターゲットが持つ興味や問題意識、トレンド、社会状況などを把握して施策に活かす。スパイスボックスが定義

株式会社No Company HP:https://www.no-company.co.jp

画像1

新会社設立の背景/採用環境の変化について

採用活動のオンライン化
新型コロナウィルスの影響により、2020年頃から求職活動、採用活動ともにオンライン化が加速しています。学生や社会人求職者は、以前にも増して企業HPやSNS、ソーシャルメディアなどを通して企業情報に触れるようになっており、オンライン上での適切な情報発信の重要性が高まっています。

新卒一括採用から通年採用への移行
経団連が、2018年に採用面接の解禁日などを定めた指針を廃止することを決め、「新卒一括採用」を見直す企業も出てきています。(※)特定の時期に一気に母集団を形成しやすい一括採用ではなくなるため、これまでの採用、採用広報手法の見直しが行われ始めています。自社のターゲット人材に響くコンテンツを自社サイトから発信していくなど、これまでとは違う新しい採用広報アプローチが求められようになっています。

※今後の採用と大学に関する提案
https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/113_honbun.html#ref2

データ活用で企業と人材のマッチング精度向上が可能に
今や日常生活に欠かせないSNSやソーシャルメディアには、生活者の「好み」や「行動」などを読み解くのに十分なデータが蓄積されはじめています。こうしたデータを活用することで、企業は、採用したい人材がどんな情報を求めているのかを読み解きながら、ターゲット人材に響く情報発信を行うことができるようになってきました。

また、このように採用活動にマーケティングのノウハウを取り入れることにより、欲しい人材に向けた情報発信が可能となり、「多く集めて面接で見極める」といった労働集約型の人事業務を効率化すること(人事業務のDX化)が可能です。

画像2

スパイスボックスでは、2018年に「採用コミュニケーション事業部」を設立し、パナソニック様などをはじめとする大手企業から中小企業まで、幅広く「エンゲージメント・コミュニケーション」手法を活かした採用広報支援を行ってきました。採用環境の大きな変化により、2018年度から21年度までに支援ニーズ(※)が400%程度も増えたことから、支援の充実化を目指して採用広報に特化した新会社を設立することと致しました。新会社の代表には、これまで採用コミュニケーション事業部を率いてきた秋山真が就任します。

※スパイスボックスの採用マーケティング領域の売上

株式会社No Companyについて

社名 :株式会社No Company(読み方:ノーカンパニー 英文社名:No Company, inc.)
設立 :2021年10月1日
資本金:2000万円
出資者:株式会社スパイスボックスほか
所在地:東京都港区六本木1-4-5アークヒルズサウスタワー16階WeWork内
代表者:代表取締役 秋山真
事業内容:採用マーケティング支援
URL:https://www.no-company.co.jp

主な事業内容

【1】企業の新卒・中途採用向け、採用・採用広報支援
・SNS、ソーシャルメディア上のデータを活用した採用広報戦略の設計
・戦略に沿った各種Webコンテンツの制作

SNSやソーシャルメディアでの独自分析を生かし、これまでの採用市場における先入観や固定概念にとらわれないコミュニケーションを企業が行えるように支援してまいります。

【2】組織開発、人材育成支援
・企業所有データとSNSデータを掛け合わせて人材育成、組織開発などに活かすためのコンサルティングを実施

例えば、企業が持つ「社員の働き方に関する価値観」のデータとSNSやソーシャルメディア上で顕在化している一般的な価値観に関するデータを掛け合わせて、社内と社外のギャップの把握や、そうしたデータを各種社内の取り組みや人材育成などに活かすためのコンサルティングを行います。

代表プロフィール

画像3

代表取締役 秋山真(あきやましん)
2016年にスパイスボックス新卒入社。2年間デジタルマーケティング領域でプロデューサー経験を積んだ後、2018年に採用コミュニケーション事業部を立ち上げ事業部長に就任。SNS起点の採用広報ソリューション開発や企業のオンライン採用、採用DX化などを支援

※関連プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000007385.html
スパイスボックス、就活生の口コミなどSNS分析を活用し、“ターゲットに響く”採用向けコミュニケーション施策の設計から実施まで支援。~先行してパナソニック等にサービスを提供~(2018年7月10日)

株式会社スパイスボックスについて

企業やブランドへの好意、共感醸成を支援する、コミュニケーション・カンパニー。2003年、日本初のデジタルエージェンシーとして創業。さまざまな企業のブランディング支援を手掛けています。スマートフォン、ソーシャルメディアが一般化して以降は、 “生活者“に共感を呼ぶ「エンゲージメント・コミュニケーション」施策の設計、提供を強みとし、様々なクリエイターやアナリストと共に、調査からコンテンツ企画、制作、発信までを一気通貫でサポートいたします。

【会社概要】
社名 :株式会社スパイスボックス
設立 :2003年12月15日
資本金:2億7143万円
出資者:株式会社博報堂、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 ほか
所在地:東京都港区六本木1-4-5アークヒルズサウスタワー16階WeWork内
代表者:田村 栄治
事業内容:デジタル領域のマーケティング・広告コミュニケーション事業
URL : https://www.spicebox.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社スパイスボックス
担当 :経営戦略室 広報 松原 貴子(Takako Matsubara)
E-Mail:pr@spicebox.co.jp

リリース詳細
提供元: PR TIMES