エンバカデロ、Windows 11やApple M1に対応した新バージョン『RAD Studio 11 Alexandria』提供開始

エンバカデロ・テクノロジーズ(本社:米国テキサス州オースティン、日本法人:東京都文京区、日本法人代表:藤井 等、以下 エンバカデロ)は、クロスプラットフォームネイティブアプリの統合開発環境のメジャーバージョン『RAD Studio 11 Alexandria』『Delphi 11 Alexandria』『C++Builder 11 Alexandria』を9月10日(金)から提供開始します。本製品は、110以上の新機能追加と650件以上のバグを修正し、IDEのユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させ、開発者の生産性を高めています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/275125/LL_img_275125_1.jpg
RAD Studio 11 Alexandriaの画面イメージ

■Windows/macOS 11に対応した新バージョン『11』
Windowsの最新OS『Windows 11』が10月5日から提供されるのに先立ち、RAD Studioのメジャーバージョン『RAD Studio 11 Alexandria』を発売します。また、macOSの現行バージョン『macOS Big Sur』もバージョンナンバーが11であることから、これに合わせてこの時期の発売となりました。

RAD Studio 11は、Windows 11向けのアプリケーション開発およびWindows 11アプリを配布するMicrosoftストアに対応しています。最新のWindowsアプリケーションを含めた広範なデバイスでのアプリ展開が可能になります。また、本製品のインストーラーは、MSIの後継であり最もセキュアな最新のMSXIパッケージで提供されます。

なお、メジャーバージョン毎に都市名が変わり、本バージョンには、エジプトの地中海沿岸にある港湾都市『アレクサンドリア』が選ばれました。アレキサンドリアには、古典古代世界における最大かつ最も重要な知恵を集めた図書館(ライブラリ)が設置されていました。VCL/FireMonkeyという強力なライブラリ/フレームワークを持つRAD Studioが目指すべき姿としてこの愛称となりました。

■最新のマルチCPU、マルチOSに対応(Apple M1、Android 11)
RAD Studio 11は、各社の最新CPUおよびOSに対応しています。macOS 64bit ARMコンパイラとツールチェインを搭載したことで、Intel/M1どちらにも対応したユニバーサルアプリケーションの構築、macOS App Storeでの配布が可能になります。

また、最新のAndroid 11(API level 30)、Billing APIにも対応しました。さらに、Googleが推奨するAndroidXライブラリの使用に移行。新たに複数のclasses.dexファイルをサポートすることで、外部のAndroid依存関係の統合を簡素化することができました。

■IDE上で高DPI/4KのUI設計が可能に
統合開発環境(IDE)が高DPI/4Kに対応したことで、実解像度でのUI設計が可能になります。開発環境下において、フォントやアイコンが鮮明に表示されるだけでなく、VCL / FMX フォームデザイナーでの画面開発においてもリアルタイム表示で高DPIのアプリケーションの設計が可能になります。

■VLCとIDEのリモートデスクトップ強化によるチーム開発
VCLとIDE向けにリモートデスクトップ機能が強化され、リモートデスクトップでのIDEの利用でも高い操作性を実現。リモート環境におけるチーム開発の生産性を向上しました。バージョン管理システムによるコードの変更トラッキングをサポート、Subversion、Git、Mercurialのリポジトリに対応、差分ビューワーを用いた変更箇所や履歴の確認など、チーム開発を効率化する機能追加も含まれています。
また、業務アプリケーション開発においても、リモートデスクトップで高い接続性かつ速いレスポンスが得られるため、リモートワーク用のシステム開発に役立てることができます。

■製品ラインナップ
RAD Studio 11は、Delphi / C++の2つの言語を利用できます。エンバカデロでは、単一言語のみを利用できるDelphi 11、C++Builder 11も販売します。また、いずれの製品も、目的別に複数のエディションが用意されています。製品ラインナップ並びに価格については、ホームページをご覧ください。

製品ラインナップ: https://www.embarcadero.com/jp/

■提供方法
エンバカデロ製品は、オンラインショップ各社、ソフトウェア流通代理店各社、販売パートナー各社から購入いただけます。

購入方法の詳細: https://www.embarcadero.com/jp/how-to-buy

■RAD Studio 11 リリースキャンペーン
今回、オンラインショップ各社では、RAD Studio / Delphi / C++Builder 11の各エディションを10%で提供する「RAD Studio 11発売記念キャンペーン」を、2021年10月31日までの期間限定で実施ます。キャンペーンの詳細は、以下のページをご覧ください。

キャンペーンの詳細: https://www.embarcadero.com/jp/campaign-japan

キャンペーン実施オンラインショップ:
● RS-BIC eshop : http://eshop.ryobi.co.jp/shopbrand/EMBT/
● ComponentSource : https://www.componentsource.co.jp/brand/embarcadero
● エンバカデロ直販サイト「Embarcadero Direct」: https://embarcadero.stores.jp/

■RAD Studioについて
RAD Studioは、クラウドサービスや主要なデータベース、広範なIoTデバイスとの接続性を提供するクロスプラットフォームネイティブアプリケーションの統合開発環境です。Windows 10対応のアプリケーション構築をサポートするVCLコントロール、Windows、Mac、モバイル向けクロス開発を可能にするFireMonkeyフレームワークが、コンポーネントによるビジュアル開発を実現。アプリケーションパフォーマンスを犠牲にすることなく、単一コードからマルチプラットフォームサポートが可能になります。

■エンバカデロ・テクノロジーズについて
1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門『CodeGear』と合併したエンバカデロ・テクノロジーズは、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーです。2015年10月には、独立系ツールベンダーであるアイデラの傘下となり、2017年8月には、WebアプリケーションプラットフォームであるSenchaを買収し、さらなる技術革新と製品/サービスの品質向上に努めています。

米国企業の総収入ランキング『Fortune 100』のうち90以上の企業と、世界で300万以上のユーザーが、エンバカデロのRAD Studio、Delphi、C++Builder、Senchaといったアプリケーション開発ツールやデータベースツールを採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。

コーポレートサイト: https://www.embarcadero.com/jp/
Sencha製品情報 : https://jp.sencha.com/

■一般の方からのお問い合わせ先
エンバカデロ・テクノロジーズ
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル 5F
TEL:03-4540-4148

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press