エクサウィザーズと日揮ホールディングス、DXプロジェクトマネジメントサービスの共同開発を開始

~大規模プロジェクト管理のノウハウをAIで汎用化することで、 顧客のDXプロジェクト完遂を支援~

 AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(所在:東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下エクサウィザーズ)は、日揮ホールディングス株式会社(所在:神奈川県横浜市、代表取締役会長CEO:佐藤雅之、以下日揮グループ)と、国内企業における業務デジタル化/DXを対象とするデータ・AIを活用したプロジェクトマネジメントサービスの共同開発を開始しました。

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☑︎ 顧客接点管理・生産管理等のデジタル化から、省エネ・脱炭素化・ESG経営まで知見を蓄積
 現在、企業にとって海外企業との競争激化や、労働人口の減少を背景とする求人難への対応が経営課題の一つとなっており、労働生産性の向上に資する有効な手段として業務のデジタル化、そしてその先にあるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進が急務となっています。一方、2020年に経済産業省から報告された日本における部門横断的なDX推進を持続的に実施している企業はわずか5%(※)と、多くの企業がDXプロジェクトや前段階としてのデジタル化プロジェクトを思うように進める事ができていない状況にあります。

 エクサウィザーズは日揮グループと協力して、日揮グループが保有するプラント建設プロジェクトで培ってきた大規模かつロングタームなプロジェクトマネジメントノウハウおよび遂行データ蓄積ノウハウ、製造現場のドメイン知識と、エクサウィザーズが保有するAI/DX実現ノウハウのシナジーを発揮し、顧客企業のデジタル化やDX推進プロジェクトのプロジェクトマネジメントを支援、完遂までサポートすることにより、企業のDXを通じた経営課題の解決に貢献していきます。

 具体的には、エクサウィザーズと日揮グループ両社のエンジニア/コンサルタントがお客様と共にDXプロジェクトを実行、完遂し、さらにデジタル化/DXによって進化した業務プロセスを顧客企業の文化として定着させていくサービスの提供を行いながら、蓄積したデジタル化/DXプロジェクト遂行データを基に、将来的には各プロジェクトマネジメント機能の自動化による高付加価値化、低コスト化、さらにはデジタル化/DXサービスに留まらない多様なプロジェクト完遂サービス事業へと展開していく予定です。

 エクサウィザーズと日揮グループは本開発を通じて、「顧客接点/管理、材料発注管理、生産管理、発送/在庫管理、人材管理、財務管理におけるデジタル化」や「データ活用による生産性向上、用役最適化、省エネ・脱炭素化・ESG経営といった企業価値向上、ならびに新事業創出につながるDX」の知見を蓄積し、更なるサービス内容の充実を図っていきます。

(※)経済産業省「DXレポート2(中間取りまとめ)」より
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-2.pdf

【日揮ホールディングス株式会社について】
日揮ホールディングス株式会社は、持株会社として傘下に世界80 数社を擁しており、グループとして総合エンジニアリング事業、機能材製造事業、エネルギー・環境コンサルティング事業を主要事業とし、幅広い事業を遂行しています。オイル&ガス、インフラの両分野におけるプラント・設備の設計、機材調達、建設工事、メンテナンスを内容とする総合エンジニアリング事業では、海外事業を日揮グローバル株式会社、国内事業を日揮株式会社が手掛けています。機能材製造事業では、日揮触媒化成株式会社が触媒および、ファインケミカル製品を、日本ファインセラミックス株式会社がファインセラミックス製品の開発、製造、販売事業を手掛けています。また、エネルギー・環境に関する幅広いコンサルティング事業を日本エヌ・ユー・エス株式会社が手掛けています。

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提供元: PR TIMES