JMDCビッグデータを活用した臨床試験効率化サービスを開始 ~本件に関するウェビナーを6月30日に開催~

株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島 陽介、以下「JMDC」)は、医薬品等の臨床試験に関連する製薬企業、CRO、SMOなどに向けた臨床試験効率化サービスの提供を6月14日より開始いたしました。JMDCのコアアセットである医療ビッグデータとデジタル技術を活用し、コンサルタントや臨床試験経験者が提案・運用するサービスであることが特徴です。

■背景
医薬品等の臨床試験はオンコロジー領域や希少疾患領域における開発品目が増加しており、以前に比べ試験内容の複雑化、参加できる基準の厳格化、対象となる被験者募集の難化等により、試験期間が想定よりも遅れることや開発予算が増加するという問題を抱えております。

このような状況は、日本のみならずグローバルでも同様であり、解決方法としてデジタル等を用いた臨床試験の効率化やエコシステムの形成、データ活用などが議論されております。

その中で、当社の保有するレセプトデータベースや、当社子会社の保有する施設/医師データベース、デジタル技術を活用することで、臨床試験の効率化をサポートすることができると考えております。

■サービス概要
臨床試験のバリューチェーンにおいて、以下の5つのサービスを提供いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/262697/LL_img_262697_1.png
臨床試験における業務効率化サービスの全体像

1. プロトコール/施設選定の最適化
選択/除外基準の検証/調整、候補施設のリストアップ・妥当性検証/調整などをデータ活用とコンサルティングでご提供いたします。

2. 施設選定システム
調査票を用いたフィージビリティ調査、SMOの提携施設などのリスト管理などをエクセルベースからデータベースとすることにより効率的な施設選定を実現いたします。

3. 被験者募集
1000万人規模のJMDCデータベースや60万人利用のPHRを活用した手法により、確度が高い被験者募集サービスを実現いたします。

4. 負担軽減費支払サービス
ペイシェントエンゲージメント、ペイシェントセントリシティにおける患者に対する治験結果の共有などを実現いたします。

5. Webワークシート
臨床試験において紙のワークシートが運用されておりますが、現場のオペレーションに柔軟に適用できるワークシートの電子化ソリューションをご提供いたします。

■本件に関するウェビナーのご案内
製薬会社、CRO、SMOなどの臨床開発に係る方を対象にウェビナーを開催いたします。ご参加、心よりお待ちしております。

日時 :2021年6月30日(水) 16:00-17:00
テーマ :データとICTを活用した臨床試験効率化
演題1 「本当に効果あるの?新たな手法の被験者募集」
演題2 「新発想!ワークシートのデジタル化」
演者 :株式会社JMDC 製薬本部 デジタル推進部長 慶野 晋一
参加条件:臨床開発に係る関係者(製薬会社、CRO、SMO、医療機関など)
参加費 :無料

申込方法:以下のURLから必要事項をご記入の上、事前申し込みをお願いいたします。
https://jmdc-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_ArC2CAJaQeGLVHq45Hm5qg

【株式会社JMDCについて】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立され、「データとICTの力で持続可能なヘルスケアシステムを実現する」をミッションとしています。5億4,000万件以上のレセプトデータと2,600万件以上の健診データ(2020年3月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などのサービスを展開しています。また、健康度を示す指標(健康年齢)や健康増進を目的としたPHRサービス(Pep Up)などのデータを活用したプロダクト開発も進めております。
URL: https://www.jmdc.co.jp/

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