Jamf、cmdSecurityが開発したセキュリティおよびコンプライアンスソリューションの買収によりmacOSのセキュリティ機能を向上

Apple Enterprise ManagementのスタンダードであるJamf(NASDAQ: JAMF)は本日、米国cmdSecurity社の技術資産を買収したことを発表しました。これには、macOS専用に開発されたセキュリティおよびコンプライアンスツールのスイート、cmdReporterが含まれます。cmdReporterにより、Jamfは拡張的なApple Enterprise Managementプラットフォームのセキュリティ機能をさらに強化します。

Jamfのセキュリティ製品戦略担当ディレクターであるジョシュ・ステイン(Josh Stein)は次のように述べています。「従業員が利用するコンピュータの安全性を確保することは、ITセキュリティの不可欠な要素であり、リモートワークにおいては特に重要です。コンプライアンスおよび監査標準は、企業の評判を傷つけたり、財務上の損失を招いたりする可能性がある無数のサイバーセキュリティのリスクから保護するためのセキュリティベストプラクティスのベースラインを確保するために存在します」

ここで効果を発揮するのがcmdReporterです。これらのツールは、2015年にダニエル・グリッグス(Daniel Griggs)氏とエリック・メッガー(Eric Metzger)氏によってワシントンDC地域に設立されたITセキュリティ企業であるcmdSecurityによって開発されました。cmdReporterは、macOSのテレメトリデータを収集して任意のSIEMまたはロギングツールに送り、ITセキュリティ部門のためにコンプライアンス標準と監査要件を満たします。cmdReporterツールスイートの買収の一環として、開発者はJamfのチームに加わりました。

cmdSecurityの共同創設者であるダン・グリッグス(Dan Griggs)氏は次のように述べています。「cmdReporterは、大小を問わず、あらゆるタイプの組織にセキュアなMacエクスペリエンスを提供するために開発されました。Jamfと力を合わせることで、すばらしいセキュリティ製品を市場に提供するためのリソースと専門知識が得られます」

macOSのセキュリティは、Apple Enterprise Managementの重要な要素です。cmdReporterは、JamfのフラッグシップmacOSセキュリティ製品であるJamf ProとJamf Protectを補強し、行政、金融、医療、エネルギー、教育機関のように高レベルの監視と制御が求められる業界のお客様への対応をJamfが強化できるようにします。cmdReporterは、広範なエンドポイントテレメトリデータと、CIS、NIST 800-53、NIST 800-171、DISA STIGなどの自動化されたmacOS構成監査を提供するエージェント専用ソリューションです。

Jamfは、cmdReporterの機能とJamf ProおよびJamf Protectを併せて活用することで、同社がmacOS専用に開発した、エンタープライズとその従業員、プロセス、データの保護をはじめとするセキュリティ機能を拡張します。これらの機能がJamfから提供される予定については、近日中に発表される予定です。

JamfのCEOであるディーン・ヘイガー(Dean Hager)は次のように述べています。「ユーザーのプライバシーを守りながらセキュアなエクスペリエンスを提供することは、Jamfの最優先事項です。企業では、セキュリティとコンプライアンスへのニーズが継続しています。今回の買収により、Jamfはこれらの機能の展開を深めることができます」

買収の条件は非開示です。

Jamfについて
Apple Enterprise ManagementのスタンダードであるJamfは、ソフトウェアとJamf Nation(Appleのみに重点を置いた世界最大のIT管理者オンラインコミュニティ)を通じて、企業、学校、行政機関で人々に愛される伝説的なAppleエクスペリエンスを拡大します。
Jamfに関する詳細は、https://www.jamf.com/ja/ をご覧ください。

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提供元: PR TIMES