認識精度向上を実現した「免許証認識ライブラリ v.5.0」の販売開始 ~記載項目のOCR処理結果に対する論理チェックを強化~

株式会社NTTデータNJK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石川 勝雅)は、国内で幅広く展開しているOCR※製品の自社ブランド 「メディアドライブ」 において、運転免許証のさらなる認識精度向上を実現した 「免許証認識ライブラリ v.5.0」 を5月12日より販売開始します。

免許証認識ライブラリは、運転免許証の氏名、生年月日、本籍、住所、交付日、有効期限、免許証番号をOCR処理するためのシステム開発者向け運転免許証専用高精度認識ライブラリです。

2020年4月に施行された改正犯罪収益移転防止法により、スマートフォンやパソコンで利用される本人確認方法がこれまで以上に厳格化され、運転免許証の記載項目のチェックについてもより一層の強化が求められるものと思われます。

本ライブラリでは、運転免許証の表面・裏面を高精度にOCR処理したうえで、表面の記載項目ごとの論理チェック、複数の記載項目にまたがる論理チェックなど、新たに21種類の論理チェック機能を追加することで自動認識の精度が大幅に向上しています。 各種カード発行業務、会員情報登録業務、店舗での受付業務など、運転免許証を本人確認に用いるさまざまなソリューションに最適なライブラリとなっています。

※OCR:Optical Character Recognition、光学文字認識

■新機能
1.論理チェック機能の強化
 免許証番号をはじめ、運転免許証に記載されている各項目をOCR 処理した結果に対して、新たに21種類の論理チェック機能を追加しました。

2.旧姓への対応機能
 氏名欄に記載された旧姓を自動認識し、【氏名】と【旧姓】の項目にそれぞれ出力できます。

3.裏面への対応機能
 AIを活用して運転免許証の画像から裏面を切り出し、備考欄の記載の有無を判別できます。

■利用シーン
○銀行口座の開設・カード発行
 個人情報の入力作業と本人確認書類の取得をOCR処理することで、口座の開設や各種カードを発行する際に要する手続きの時間を大幅に短縮できます。

○会員情報登録
 会員の本人確認書類の取得をOCR処理することで、迅速に本人の個人情報を登録できます。これにより、手入力による作業が簡略化され、コストの削減が図れます。

○レンタル・リース店舗受付
 本人確認書類の取得をお客さまの面前でOCR処理することで、不要なコピー(紙)が取られずお客さまに安心感を与えます。

■対応OS・動作環境
○対応プラットフォーム
 Linux、Windows、iOS、Android

○開発環境
 Linux:GCC 4.8.2以降
 Windows:Microsoft VC++ VC14.0/13.0/12.0/11.0/10.0
 iOS:Xcode 7.0 以降
 Android:Android Studio 2.3.3 以降

○入力画像形式
 Linux・Windows:JPEG、TIFF、BMP
 iOS・Android:JPEG、PNG

○認識対象
 新型運転免許証(準中型運転免許)に対応

■販売開始日
 2020年5月12日

■本件に関するお問い合わせ先
 株式会社NTTデータNJK
 ○ニュースリリースについて
  企画部
  TEL: 03-5117-1900 E-mail:pr-gr@njk.co.jp

 ○製品について
  メディアドライブ事業部 営業部
  TEL:03-5541-9655 FAX:03-5541-9651

以 上

※記載された会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
※記載された内容は予告なく変更することがありますので予めご了承ください。
※記載された内容は2020年5月現在のものです。

リリース詳細
提供元: ドリームニュース