アドビ、今年のホリデーシーズンに米国オンライン売上高の総額が1,430億ドルになると予測

スマートフォンからの購入はオンライン総売上高の36%(前年比20%増)、オンラインで注文した商品を店頭で受け取るBOPIS注文が急増

※当資料は、2019年10月29日に弊社米国本社から発表された資料の抄訳です。

米国カリフォルニア州サンノゼ発:Adobe(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、2019年のホリデーシーズン(11月1日~12月31日)に向けて、AIと機械学習のテクノロジーであるAdobe Senseiを活用したオンラインショッピング予測を公表しました。分析ソリューションAdobe Analyticsのデータによると、米国のオンライン売上高は昨年から14.1%増加し総額1,437億ドル、また、オンラインとオフラインの小売消費額の合計が4%*増加すると予測しています。1年でオンラインショッピングが最大かつ最も急速に伸びるサイバーマンデー(感謝祭[11月第4木曜日]明けの月曜日)の売上は、過去最高となる前年比18.9%増の94億ドルを達成する見込みです。サイバーマンデー当日の午後7時から午後10時(米太平洋時間)はオンライン小売セールスのゴールデンアワーとされ、その売上高は、成約コンバージョン率がほぼ倍増し、収益は30億ドルに上ると予測されています。

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感謝祭当日の売上高は19.5%増の44億ドルとなると予想されます。今年のホリデーシーズン中に費やされる5ドルのうち1ドルが感謝祭からサイバーマンデーまでの間に支出され、そのオンライン総売上は、ホリデーシーズン中の全オンライン収益の20%である290億ドルに達する見込みです。今年、サイバーマンデーからクリスマスまでの期間は2018年より6日間短い22日間で、このショッピング期間の短縮による潜在的な収益減は10億ドルと換算されています。小売業者は従来より早く商戦を開始することになり、11月と12月の一日あたりのオンライン小売セールスが初めて10億ドルを超える見込みです。

今季の人気ギフト商品には、Nintendo Switch LiteやSEGA Genesis Miniといったゲーム機器のほか、オウリー、ブルーミーポット、Candy Locks、Kindi Kids、LOLサプライズ オーマイガー スワッグ ファッションドールなどが挙げられています。ゲームソフトでは、ポケットモンスター ソード シールド、シェンムー3、スター ウォーズ ジェダイ:フォールン オーダー、デス ストランディング、コール オブ デューティ4 モダン ウォーフェアが売上の上位に入ると考えられています。

アドビのマーケティング兼カスタマーインサイトの責任者であるジョン コープランド(John Copeland)は次のように述べています。「ショッピング期間が短くなったことにより、小売業者は今まで以上に早くから商戦を開始するでしょう。買い物に充てられる日数が少ないことから、アドビはオンラインで注文した商品を店頭で受け取るBOPIS(buy online, pick up in store)がこれまで以上に利用されると予測します。買い物ラッシュが起きるクリスマス直前の1週間は、この注文方法による収益が倍増するでしょう」

その他の予測は以下の通りです。

最安値の日:家電(割引率9%)とスポーツ用品(6%)は、ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)に割引率が一番高くなるでしょう。玩具(32%)とコンピュータ(18%)は12月1日、テレビ(19%)はサイバーマンデー(12月2日)、家具/寝具(10%)や道具/DIY用品(6%)は12月3日、電子機器は12月27日に割引率が最大27%になるでしょう。
スマートフォンでの購入がさらに増加:アメリカ人がスマートフォンで購入する額は前年度より140億ドル増えます。スマートフォンでの購入はオンライン総売上高の36%(前年度比20%増)、実店舗での総売上高の57%(前年度比11%増)にあたります。小売業者がモバイル最適化を図る中、スマートフォンを使用したオンライン消費額は毎分30セントから47セントと、2016年との比較で63%も跳ね上がっています。家具、電子機器、家電などを購入する際、消費者はデスクトップPCを使用して様々な情報を検索するため、スマートフォンよりも平均注文額(AOV)が28%高くなっています。

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BOPISの当たり年:BOPIS注文は堅調な伸びを見せ、2018年比で39% 増 が見込まれています。収益に占めるBOPISの割合は、ショッピングラッシュが起きるクリスマス直前の1週間に倍増すると考えられます。今季は消費者の37%がBOPISの利用を計画しており、BOPIS利用者の82%は店頭での商品受け取り時に他の物も購入するだろうと回答しています。
大規模小売業者が勝ち残る:オンライン大手(年間のオンライン売上高が10億ドル以上)は売上高65%増が見込まれる一方、中小の小売業者(年間のオンライン売上高が5,000万ドル以下)は35%増にとどまるでしょう。ブラックフライデーとサイバーマンデーの勝者は明らかに大手であり、スモールビジネスサタデー(ブラックフライデーとサイバーマンデーの間にあたる土曜日)の認知度は高まってはいるものの、中小の小売業者がオンラインで強力な牽引力を持つまでには至っていません。加えて、大手小売業者のサイト訪問客が成約に至るまでの確率は中小の23%に比べて32%も高く、高いコンバージョン率の恩恵を受けています。
ホリデーシーズンのプロモーション広告は効果的:年末商戦でも電子メールでのプロモーションの配信が依然として好まれていますが、消費者の50%は同時期のプロモーションが購入の意思決定に影響を与えると回答しています。スマートフォンを使用したソーシャルメディア経由の小売サイトへの訪問は、過去3年間で4%から11%とほぼ3倍になっています。しかし、ソーシャルプラットフォーム経由のコンバージョン率は、検索や電子メールといったチャネルほど高くありません。

予測方法
アドビは、人工知能(AI)および機械学習のフレームワークであるAdobe Senseiを活用して、Adobe Experience Cloudの一部であるAdobe AnalyticsおよびMagento Commerce Cloudを経由する膨大なデータポイントから、小売に関するインサイトを収集しています。Adobe Analyticsは、米国の小売webサイトへの1兆件の訪問、5,500万件の商品アイテム、米国の小売業者上位100社***のうち80社(他のどのテクノロジー企業よりも多い)を分析しています。
アドビの分析だけが、Adobe Experience Cloudの一部であるAdobe AnalyticsとMagento Commerce Cloudにより、50を超える商品カテゴリーにわたって大手および中小規模の小売業者を網羅して、米国のオンラインショッピングに対する業界で最も正確な見解を提供します。2018年1~12月に表示された32億件を超えるデスクトップ向け動画広告のインプレッションをAdobe Advertising Cloudで分析し、広告に関するインサイトを生成しています。付属の調査は、2019年10月に1,000人を超える米国の消費者を対象にした調査に基づいています。

関連リンク

Adobe Analyticsの2019 Holiday Shopping Predictions full report(2019年ホリデーシーズンショッピング予測)全レポート(英語):https://www.slideshare.net/adobe/adobe-2019-holiday-shopping-predictions-186957648
CMO.com関連記事(英語):https://cmo.adobe.com/articles/2019/10/adobe-2019-holiday-predictions.html#gs.d0o0ac

*NRF(全米小売業協会)の2018年小売り全体の売上高予測に基づく。NRFの成長予測範囲の中間点(4.55%)における小売り全体の成長を推測。https://nrf.com/media-center/press-releases/nrf-forecasts-holiday-sales-will-increase-between-43-and-48-percent

**大手小売り業者はオンライン収益が10億ドル以上ある業者と定義。

***Internet Retailerによる「2018 Top 500 eGuide」の小売業者上位100社に基づく。https://www.digitalcommerce360.com/product/top-500-database/

Adobe Experience Cloudについて
アドビは、Adobe Experience Cloudで顧客体験管理(CXM)を再定義します。Adobe Experience Cloudは、エクスペリエンスのためのデジタルコンテンツの制作からマーケティング、広告、アナリティクス、コマースを含む業界唯一の包括的なソリューションです。Adobe Experience Cloudは、すべてのタッチポイントやあらゆるチャネルを通し、魅力的なB2C/B2B/B2Eエクスペリエンスを一貫性と継続性をもって提供することを支援し、顧客のビジネス成長を加速させます。静的かつ分断化された顧客プロファイルのみを扱う従来のエンタープライズプラットフォームと異なり、Adobe Experience Platformは企業が顧客を完全に理解する手助けを行い、さらにアドビのAIおよび機械学習テクノロジーであるAdobe Senseiにより、データから知見を得てアクションに繋げる支援をします。エクスペリエンスを主題にした主な調査報告書において、業界アナリストがアドビをリーダーとして位置づけるものは20を超え、これはテクノロジー企業のなかでも突出しています。

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