GPSビッグデータを分析するクラウド型GIS「KDDI Location Analyzer」に道路の歩行者量や自動車通行台数を把握できる新機能が登場

商圏分析・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発・販売・運用支援を行う技研商事インターナショナル株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:小嶌 智海、以下「当社」)は、KDDI株式会社との協業で開発されたGPS位置情報データを搭載したGIS「KDDI Location Analyzer」の新機能「主要動線分析機能」を発表いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/192551/LL_img_192551_1.png
KDDI Location Analyzer分析画面

■KDDI Location Analyzerとは
KDDI Location Analyzerは、GPS位置情報ビッグデータ(※)および属性(性別・年齢層等)情報を搭載したクラウド型GIS(地図情報システム)です。当社とKDDI株式会社との協業によって生まれ、2019年6月より提供開始しています。

店舗や施設、特定エリアの来訪者数や時間帯・平休日別傾向、来訪者属性などを分析することができます。多店舗展開のチェーン企業や消費財メーカー、商業開発のデベロッパーの商圏分析ツールとして導入が進んでいます。

※位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザー同意のもとで取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報(性別・年齢層等)を指します。

■新機能「主要動線分析機能」リリース
今回追加される新機能「主要動線分析機能」は、店舗・施設周辺の人の流れ(移動動線)の通行量と方向を、性・年代別に絞り込んで可視化することができます。2019年9月5日に正式リリースいたします。本機能によって、設定したエリア内で指定した属性の人がどのような回遊をしているのか、回遊が時間帯別にどう変化しているかがわかるようになります。

これまでは道路単位の通行量に関するデータとして、国土交通省の交通センサス(5年ごとの調査)しかありませんでした。最新の動態を測るには属人的な交通量調査を行うしかありませんでしたが、主要動線分析を用いることで直近2週間前までの道路単位の通行量データを全国で分析可能です。
(リリース時は2019年4月~2019年6月の3か月分のデータ利用可能。順次拡張予定)

■ビジネスにおける活用用途
【店舗・施設の分析】
新規出店時の需要予測…店前通行量
営業時間の検討 …時間帯別、曜日別通行量推移
店舗コンセプトの立案…性・年代別通行者

【エリア販促の分析】
屋外広告の評価 …店前通行量
広告コンセプトの立案…性・年代別通行者
イベント効果測定 …イベント開催時と平時の時系列比較

【交通施策の分析】
大規模店舗出店時の交通量変化の把握…出店前後の時系列比較
交通規制時の周辺道路影響評価 …出店前後の時系列比較

主要動線分析機能活用イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/192551/img_192551_2.png

■分析事例(当社による自主調査)
【埼玉県庁と、最寄りのJR浦和駅を結ぶ道路の通行者傾向は?】
KDDI Location Analyzerの主要動線分析機能を用いて、埼玉県庁とその最寄駅であるJR浦和駅間の道路について、2019年5月の平日で、徒歩通行者の時間帯別、属性(性・年代、居住者/勤務者/来街者)別の傾向を分析しました。

分析エリアとして埼玉県庁を中心に半径1km圏を設定。期間は2019年5月7日~31日、移動手段を徒歩、平日のみ、時間帯を朝7時~9時と絞り込みを行いました。
地図上で赤く表示されている道路が歩行者量が多い道路を表します。JR浦和駅から埼玉県庁に向かう主要動線が浮き彫りになりました。

平日朝7時から9時の歩行者量
https://www.atpress.ne.jp/releases/192551/img_192551_3.png

【朝の通勤時間帯の歩行者属性】
この絞り込み条件でJRの浦和駅と埼玉県庁をまっすぐ結ぶ道路を対象に、上下線別・男女別・居住者/勤務者/来街者別に詳しく分析してみます。
駅から県庁方面への歩行者は3,683人(77%)だったのに対して県庁から駅への歩行者は1,079人(23%)となりました。県庁方面に向かう人は年齢が均等で勤務者の比率が高く、駅に向かう人の年齢は20代の若者比率と居住者比率が高くなっています。

朝の通勤時間帯の歩行者属性
https://www.atpress.ne.jp/releases/192551/img_192551_4.jpg

【夕方の退勤時間帯の歩行者属性】
先程と同じ絞り込み条件で、時間帯のみ17時~19時と変更しました。駅から県庁方面への歩行者は3,097人(36%)だったのに対して県庁から駅への歩行者は5,506人(64%)となり、人々の進行方向、人の流れが逆転していることがわかります。駅に向かう人の半数は勤務者ということから県庁にお勤めの方が帰宅のために駅に向かっているということが推察されます。

夕方の退勤時間帯の歩行者属性
https://www.atpress.ne.jp/releases/192551/img_192551_5.jpg

■KDDI Location Analyzerサービスサイト
URL: https://k-locationanalyzer.com/

■現在の主要分析機能
(1)滞在人口分析
店舗等、任意の施設やエリア周辺の滞在人口を平日/休日、時間帯別/性・年代別に集計。滞在人口の分布を125mメッシュ単位で可視化。

(2)通行人口分析
エリア内の交通量を平日/休日、時間帯別、性・年代別、交通手段(自動車、徒歩)別に道路ごとに集計。道路単位で交通量を可視化。

(3)来訪者属性分析
店舗等、任意の施設やエリアをジオフェンスとして登録し、期間、時間帯、来訪日数、滞在時間などを設定。来訪者ボリュームやその推移、どのような人かを把握。

■会社概要
会社名: 技研商事インターナショナル株式会社
代表者: 代表取締役 小嶌 智海
所在地: 愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル
設立 : 1976年1月
資本金: 231,125,000円
事業 : ・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発、販売、サポート
・センサス/市場データおよび各種業界向けデータベースの開発、販売
・マーケティング分析プラットフォームによる情報提供・共有・連携サービス
・中国市場のマーケティング指標および商圏分析レポートの提供・連携サービス
URL : https://www.giken.co.jp/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
主要動線分析機能活用イメージ 平日朝7時から9時の歩行者量 朝の通勤時間帯の歩行者属性