EdgeX Foundry、プロダクション デプロイメント可能な Edinburgh を発表

エンタープライズ、インダストリアル、リテール、コンシューマー向けの IoT デジタル変革を実現

ハードウェア、シリコン、アプリケーション クラウド、OS から独立したエッジ IoT コンピューティングのためのオープンで相互運用可能なフレームワークの確立を目指す Linux Foundation 傘下の統括組織 LF Edge のプロジェクトである EdgeX Foundry は 7月11日 (米国時間)、Edinburgh のリリースを発表しました。

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2019年7月11日サンフランシスコ発 ー ハードウェア、シリコン、アプリケーション クラウド、OS から独立したエッジ IoT コンピューティングのためのオープンで相互運用可能なフレームワークの確立を目指す Linux Foundation ( http://www.linuxfoundation.org/ ) 傘下の統括組織 LF Edge ( http://www.lfedge.org/ ) のプロジェクトである EdgeX Foundry ( https://www.edgexfoundry.org/ ) は、Edinburgh のリリースを発表しました。グローバルなエコシステムによって共同開発された EdgeX Foundry の新リリースは、IoT ユースケースのデジタル変革を可能にする鍵となる技術であり、多くのバーティカル市場の開発者とエンドユーザー両方にとってリアルワールド アプリケーションのためのプラットフォームです。EdgeX コミュニティ メンバーは、商用サポート、トレーニング、カスタマー パイロット プログラムのほか、デバイス接続性、アプリケーション、データ & システム管理、セキュリティのためのプラグイン拡張など、さまざまな補完的製品とサービスを開発しました。

2017年4月に発足し、現在 LF Edge 傘下の EdgeX Foundry は、オープンソースの疎結合マイクロサービス フレームワークで、拡大するエコシステムからプラグ アンド プレイするか、またはプロプライエタリなイノベーションを強化するか選択できます。IoT Edge にフォーカスすることで、EdgeX は、インダストリアル / エンタープライズ / コンシューマー向けアプリケーション全体のソリューションを設計、開発、デプロイするプロセスを簡素化します。

EdgeX の4番目のリリースである Edinburgh は、相互運用可能なマイクロサービスベースの機能のエコシステムを育成し、接続性、セキュリティ、管理などの分野のエッジ機能への投資をバックエンド アプリケーションまたはクラウドから分離することにより IoT 投資を将来も継続的に使えるようにする IoT エッジ アプリケーションの標準化のためのステーブル API ベースラインを提供します。EdgeX フレームワークは、エッジのデバイスとアプリケーションの安全なデプロイメントと管理を円滑に進めるように設計されており、市場投入までの時間を短縮し、データに基づくサービスやAI、マシンラーニングなどの機能を実現します。

Linux Foundation の Networking, Orchestration, Edge & IoT 担当ゼネラル マネージャーである Arpit Joshipura は、次のように述べています。
「EdgeX Foundry は発足以来、IoT とエッジ関連アプリケーションのための業界フレームワークとして機能するオープンプラットフォーム開発において大きなモメンタムを経験してきました。EdgeX Foundry は、LF Edgeのアンカープロジェクトの1つであり、Edinburghのリリースは IoT、エンタープライズ、クラウド、Telco Edge 全体のオープンソース フレームワークを統合する上で重要なステップとなります。」

EdgeX Foundry の Governing Board 元チェアであり、Dell Technologies の IoT and Edge CTO である Jason Shepherd 氏は、次のように述べています。
「Linux Foundationにコードをコントリビュートする前から Dell の小さなチームで EdgeX の活動に着手してきましたが、数年のうちにオープンでベンダー中立的なコラボレーションによって得られた推進力にとても驚いています。これはオープンソース コミュニティにおけるネットワーク効果の力を証明しており、開発者は最終的に改革よりも価値に集中することができます。」

プロダクション デプロイメント可能な Edinburgh

EdgeX Foundry のコミュニティの成長は加速しています。現在プロジェクトへのコントリビューターは100人を超え、コードダウンロードは月次成長率75%で5,000に到達します。EdgeXの Edinburgh リリース ( https://www.edgexfoundry.org/release-1-0-edinburgh/ ) と、エコシステム内での商用サポートの急速な拡大によりモメンタムは続く見込みです。

本リリースの重要機能 :

安定性 : 将来も継続的に利用でき、長期サポートに対応したステーブル API
接続性 : ノースバウンド / サウスバウンド接続性のための充実したSDKと広範囲の標準コネクタ
新機能 : バイナリ データ サポート、データベース スワップ機能、マネージメント / モニタリング機能を支援する改善されたAPIなど重要な新機能
グローバルサポート : グローバルな EdgeX Foundry エコシステムによるサポートと、より広範な LF Edge コミュニティによるさまざまな補完的製品・サービスを提供

EdgeX Foundry の Technical Steering Committee チェアで、IOTech の CEO である Keith Steele 氏は、次のように述べています。
「EdgeX Edinburgh のリリースは、企業が IoT エッジ ソリューションを開発しデプロイする方法を根本的に変化させました。Edinburgh は、EdgeX Foundry の商用利用の可能性とグローバル IoT エッジ ランドスケープに与えるインパクトを示す重要なマイルストーンです。」

Edinburgh リリースに関するドキュメント、新しいユースケース、技術的な詳細については、EdgeXウェブサイト ( https://www.edgexfoundry.org/ ) をご覧ください。

EdgeX Foundry の市場での利用状況

プロジェクトの発足以来、何万回も EdgeX フレームワークのトライアルや試験的なデプロイメントを実施し、その多くは Edinburgh のリリースで実運用に移行しつつあります。いくつかの企業は、EdgeX ベースの商用ソリューションをすでに提供しており、また、多くの企業で自社の製品ロードマップに組み込んでいます。例えば :

Edge Xpert : IOTech Systems の Edge Xpert は、EdgeX Foundry の最新版の安定リリースを使用してオープンソース技術のベースラインにより商用サポートされたソリューションを開発しています。IOTech は、EdgeX向けのハード リアルタイム機能を発表する予定です。
MFX-1 IoT Edge Gateway : Mainflux の EdgeX Foundryフレームワークベースの MFX-1 IoT Edge Gateway は、ゲートウェイ管理の EdgeFlux アプリケーションでサポートされているエッジ コンピューティング ソリューションです。Mainflux IoT クラウドプラットフォームと統合されており、包括的なクラウド / エッジ IoT システムを提供します。
NetFoundry Ziti Edge : NetFoundry の Ziti Edge は、EdgeX Gateway アプリケーションとサービス向けにプログラム可能なソフトウェアのみのノースバウンド接続を提供します。ゼロトラストセキュリティ原則に基づき、Ziti Edge はあらゆるインターネット接続を使用し安全なSilicon-to-Cloud 接続を提供します。
VMware Supports EdgeX : EdgeX Foundry と Project Photon OS の両方またはいづれかと VMware Pulse IoT Center と組み合わせてデプロイする開発者向けに VMware が提供する Pulse IoT Center と EdgeX オープンソース ソフトウェアのサポートです。Pulse IoT Center のデバイス管理機能と使用すると、開発者は EdgeX などのオープンソース ツールで運用するアプリケーションと管理するデータの方法・時間・場所を詳細にコントロールすることができます。

EdgeX フレームワークは、さまざまな業界のコラボレーションでも活用されています。例えば、Industrial Internet Consortium(R) (IIC)と共同で EdgeX は人工知能 (OMPAI) テストベッドによる Optimizing Manufacturing Processes の基盤として使用されています。これは、自動車製造プロセスを最適化するために、エッジからクラウドまでデプロイされたAIおよび産業用インターネット技術の適用を検証しています。また EdgeX は、小売/商取引の分野でオープンイノベーションを促進することを目的とした Open Retail Initiative (ORI) の基盤でもあります。ORI 向けの作業は EdgeX プロジェクトの Commerce Working Group 内で明らかにされており、最初のユースケースとしてコンピューターが視覚支援する高度な盗み防止対策が挙げられています。

今後の予定

今年の夏後半には、ベイエリアで初となる EdgeX Foundry エコシステム ハッカソンを開催します。EdgeX プロジェクト内で Intel によりホストされる Commerce Working Group がリテールユースケースで EdgeX フレームワークを実装するためのさまざまなアワードを企画しています。最も優れた受賞者は LF Edge または EdgeX Foundry のイベントでソリューションを展示できます。詳細は7月下旬に EdgeX ウェブサイト、メールリスト、Slackで案内します。

さらに LF Edge は Open Source Summit North America (8月21日~23日 カリフォルニア州サンディエゴにて開催 https://events.linuxfoundation.org/events/open-source-summit-north-america-2019/ ) の併催ワークショップ State of the (LF) Edge (8月20日開催) をホストします。詳しくはこちら ( https://events.linuxfoundation.org/events/open-source-summit-north-america-2019/program/co-located-events/ ) をご覧ください。

LF Edge および傘下のプロジェクトについての詳細は、こちら https://www.lfedge.org/ をご覧ください。

EdgeX Foundry にコントリビュートするメンバーおよびエンドーユーザーからの支援の声 (原文) : プレスリリースをご覧ください。https://www.linuxfoundation.jp/press-release/2019/07/edgex-foundry-announces-production-ready-release-providing-open-platform-for-iot-edge-computing-to-a-growing-global-ecosystem/

Linux Foundationについて

2000年に設立されたLinux Foundationは、1,000を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、www.linuxfoundation.org をご覧ください。

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Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。Linux Foundation の商標一覧はこちらのページ ( https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/ ) でご確認いただけます。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。

リリース詳細
提供元: PR TIMES