コスパに優れ、使い勝手の良いTP専門サービス「Smart Transfer Pricing Service」が登場
2018年6月、国外との関連者間取引を行っている企業向けにAIを活用した移転価格サービス業務を専門とする新会社『iTPS（代表取締役 塩川 嘉久）』が発足しました。
iTPSでは、今後も移転価格や国際税務に関する多種多彩なサービスやサポートを展開して参ります。本リリースでは、移転価格文書の作成に必要となることが多い『比較対象企業』を選定するために弊社サービス（2018年9月より提供開始）についてご紹介致します。
iTPSの比較対象企業選定サービスとは
企業データベースと独自のAIシステムを駆使した移転価格向けベンチマーク分析を素早く作成するサービスで2018年9月より提供開始されました。比較対象企業選定スクリーニング条件をWeb上で設定することで各種定量情報や企業概要などの定性情報に基づいて、比較対象企業セットと推奨される独立企業間利益率レンジをロジカルかつ迅速にお届けします。
本サービスはでは、従来の手作業による比較対象企業の選定から、AIを活用することで、比較対象企業選定に係る高度に専門的かつ複雑な作業プロセスを大幅に短縮することを可能にしています。
例えば、300社の候補企業の事業概要などから定性的に類似度の高い企業を選定する場合、手作業による選定では概ね数週間かかるプロセスが、AIを駆使する選定作業によって１～数日程度でレポート作業まで完了することができ、移転価格対応プロセスにおける大幅な時間短縮が可能です。
ベンチマーク分析の発注時に、分析手法に係る特定の事項を入力することでプロの専門家レベルの分析結果を入手することが可能になります。あるいは、「おまかせ」をオプション選択することで、iTPSのAIシステムが最適なベンチマーク分析方法と独立企業間レンジを提案致しますので、移転価格に詳しくない方でも簡単に使いこなせる使い勝手の良さを備えています。分析手法の修正が必要となる際も、作業納期が短く、高いコストパフォーマンスを実現します。
また、弊社サービスメニューでは、世界最大級の企業データベースをベースに定量スクリーニング迄実施した後の企業データのみ入手したい場合、お手元の企業データをベースに定性スクリーニングのみを行い比較対象企業候補を絞り込みたい場合でも、サービス範囲を選択して依頼することが可能です。
更に、希望に応じて、移転価格分野に豊富な経験を持つ専門家や税理士による分析レビューをオプション（追加料金）として依頼することも可能で、当該オプションを介してさらに精緻な検討を加えた高品質の分析レポートを入手することが可能になります。
BEPSプロジェクトの進展により益々国際税務紛争リスクが高まるなか、企業側の負担も増大しています。税務対応にかかる手間やコスト面で優位に立ち、企業がグローバルな競争環境を効率よく勝ち抜くために、iTPSでは今後もグローバル企業の移転価格対応をあらゆる面からサポートするという使命を果たし続けて参ります。
詳細は弊社ホームページをご覧ください。
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