Software in the Public Interest(SPI)の理事会が、opensource.orgとopensource.netの両ドメイン名のOpen Source Initiative(OSI)への譲渡を承認するための投票を行った。OSIはこの動きを自分たちに好意的な態度の表れとして歓迎しているが、SPIの支持者からはすでに反対の声が上がっている。
Open Source Development Labs(OSDL)は、これまでCEOを務めていたStuart Cohen氏の離脱およびスタッフ9名の解雇を含む、同組織の構造改革を行ったことを発表した。今後は、現在OSDLのCFOを務めているMike Temple氏が最高執行責任者(COO)に就任する予定だとのことである。
Software in the Public Interest(SPI)は、フリーのハードウェアとソフトウェアの振興に取り組むNPOである。Debianの公共の顔として最もよく知られる。ただし、比較的活動の停滞した数年の後、現在は活動を見直し、他のプロジェクトにまで手を広げつつある。先日開かれた11月のミーティングでSPI理事会は、参加が検討されているプロジェクトとの協議の状況、挫折が明らかなプロジェクトの削除、スペインにおけるDebianの商標問題など、さまざまな議題を話し合った。なかでも重要なのは、1998年以来のOpen Source Initiative(OSI)とのドメイン名を巡る紛争に次回のミーティングで決着を付けると決議されたことである。
フリーソフトウェアイニシアティブ(Free Software Initiative of Japan:FSIJ)の理事長を務める新部 裕氏は、ベテランのDebian開発者であり、根っからのハッカーでもある。インドのバンガロールで開かれた第4回GPLv3国際会議(Fourth International Conference on GPLv3)での彼の講演の後、フリーソフトウェアとその発展を促す彼の活動が日本でどの程度受け入れられているかを知るために話を伺った。