NECや松下など、第3世代以降の携帯電話の通信プラットフォーム開発で新会社

 NEC(矢野薫社長)、NECエレクトロニクス(中島俊雄社長)、松下電器産業(大坪文社長雄)、パナソニックモバイルコミュニケーションズ(パナソニックモバイル、櫛木好明社長)、テキサス・インスツルメンツ(TI、米国テキサス州ダラス、リッチ・テンプルトン社長兼CEO)の5社は8月21日、第3世代以降の携帯電話の通信プラットフォームの開発を行う新会社「アドコアテック株式会社」を8月17日付で設立したと発表した。

NECと松下、携帯電話の開発会社を設立

 NEC、松下電器産業、パナソニック モバイルコミュニケーションズの3社は2006年7月27を10月上旬に設立すると発表した。両社の端末向けに共通プラットフォームを開発する委託開発会社で、リソースを合わせて開発効率化を目指す。ブランド名はそれぞれのブランドを引き続き使用する。あわせて米テキサス・インスツルメンツ(TI)も入れた携帯向けの半導体開発会社を設立することも発表した。

NEC、異種DBのデータ連携ソフトを拡販、3年間で300セットを目標

 NEC(矢野薫社長)は、企業内に分散したデータを統合するニーズが高まっていることから、異種データベース(DB)間のデータ連携ソフトウェア「DataCoordinator(データコーディネータ)」を本格的に拡販する。7月中旬には、Linux版オラクルDBなど対応データベースが拡大した同製品の新版「同RA Ver3.2」を発売。同社のサーバーやストレージなどの販社を通じ、3年間で300セット、売上高15億円の販売を目指す。

日本HP・NEC・日立、UNIXサーバ仮想化基盤の整備に向け共同プロジェクト

 日本ヒューレット・パッカード(HP)、NEC、日立製作所の3社は6月27日、HPのUNIXプラットフォーム「HP-UX」をベースとした仮想化技術「HP Virtual Server Environment」(HP-UX/VSE)を活用し、企業のミッション・クリティカル・システムの構築・運用を支援する共同プロジェクト「次世代ITインフラの整備共同プロジェクト」を開始することで合意したと発表した。

NEC、HPC向けファイル共有・管理ソフト「GSTORAGEFS」を発売

 NECは2006年6月26日、HPC向けファイル共有・管理ソフト「GSTORAGEFS」(ジー・ストレージ・エフエス)を発表、同日から販売を開始した。これまで同社製スーパーコンピュータ上で稼動していたファイル管理ソフト「NEC GFS」のファイルアクセス機能を拡張し、ストレージ専用サーバ上で動作するようにした。価格は414万円から(税別、ソフトのみ)。