非営利団体Participatory Culture Foundationは5月21日、動画ファイルフォーマット「WebM」をサポートするオープンソースの動画変換ソフト「Miro Video Converter 2.0」をリリースした。
ニコニコ動画の動画を「さきゅばす」でコメント付きで保存する
ニコニコ動画が面白い理由の1つに、動画に付けられるコメントがある。ニコニコ動画で公開されている動画をダウンロードするツールはいくつかあるが、コメントまでも含めて保存できるツールは多くない。「さきゅばす」を利用すれば、コメント付きで動画を保存できるだけでなく、携帯電話やPSP、iPodなどで再生できる形式での保存も可能だ。
Googleがオープンなメディアフォーマットプロジェクト「WebM」を発表、動画コーデック「VP8」はオープンソースに
米Googleは5月19日、ロイヤリティフリーのWeb向けメディアフォーマットプロジェクト「WebM」を発表した。2月に買収した米On2 Technologiesから獲得したビデオコーデック「VP8」も含まれている。
破損して再生できないAVI/MKV動画を修復する「DivFix++」と「Meteorite」
ダウンロードが途中で止まってしまったり、劣化したメディアなどに保存していた動画ファイルなどの場合、データが破損して再生できなくなっていることがある。FLVやWMVのようにストリーミング可能な形式の場合は一部分が壊れていても途中までは見られることが多いが、AVI形式やMKV形式の場合はほぼ見られなくなってしまう。このような場合に役立つのが今回紹介する「DivFix++」と「Meteorite」だ。
動画ファイルのコーデックを調査するツール「MediaInfo」
動画を再生できないといったトラブルの原因の大半は、必要なコーデックが導入されていないというものだ。しかし、コーデックは種類がとても多いため、どのデコーダを導入するべきかを判断することは難しい。そこで利用したいのが高性能なコーデックチェックツール「MediaInfo」である。
BitTorrent連携やYouTubeのHD動画ダウンロード機能を備えた動画プレーヤー「Miro 3.0」リリース
非営利団体のParticipatory Culture Foundationは3月25日、オープンソースの動画プレイヤー「Miro 3.0」を公開した。Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以降、Ubuntu等各種Linuxで利用できる。
米Google、Webブラウザに向けてOpenGL互換環境を提供する3Dグラフィックエンジンを発表
米GoogleのChromeチームは3月18日、オープンソースプロジェクト「Almost Native Graphics Layer Engine(ANGLE)」を発表した。Windows向けの技術で、これを利用することでGoogle ChromeなどのWebブラウザから3Dレンダリング技術「WebGL」を利用しやすくなるという。
「Wikipediaに動画を」キャンペーン、無償の動画変換ツールも提供
オープンソースのビデオコーデック「Theora」を推進する業界団体Open Video Allianceは3月17日、「Wikipedia」に動画投稿を推進するキャンペーン「Let’s Get Video On Wikipedia」を開始した。動画投稿に関する情報や無償のTheora変換アプリケーションも提供する。
「DirectX 11」並みの機能を目指した「OpenGL 4.0」がリリース
2D/3Dグラフィックス標準化を推進する業界団体The Khronos Groupは3月11日(米国時間)、最新のグラフィックAPI「OpenGL 4.0」を公開した。性能などが強化されており、開発者はさまざまなOS上でGPU機能を活用できるという。
iPodとの同期機能も備えるオープンソースのメディアプレイヤー「Banshee」がアップデート、YouTube閲覧に対応
オープンソースのメディアプレイヤー「Banshee」の開発者は3月10日、最新版「Banshee 1.5.5」を公開した。バグ修正が中心のメンテナンスリリースだが、ギャップレス再生などの新機能も加わっている。
デジタル移行後に地上アナログ放送の空き周波数を利用する「マルチメディア放送」、Android携帯を使ったサービスデモを公開
マルチメディア放送(mmbi、本社:東京都千代田区)は2010年3月8日、アナログTV周波数跡地を利用する携帯端末向け放送のサービスイメージを公開した。Android携帯電話上で、ユーザーインタフェースを試作。傾けたり・振ったりする操作をデモした。
音程を変えずに速度変更可能な音楽・語学練習用プレイヤー「BestPractice」
語学学習や楽器演奏の習得には、教材となる音声ファイルやCDをゆっくり聴きながらの反復練習が欠かせない。しかし一般的な音楽プレイヤーソフトはスロー再生や反復再生に対応しておらず使い勝手が悪い。そこで利用したいのが音楽・語学練習用プレイヤー「BestPractice」である。
小さな画像を美しく拡大する「SmillaEnlarger」
デジカメ写真などの画像ファイルを拡大したいときは画像編集ソフトを使うのが一般的だ。しかし、通常のソフトで解像度が低い画像を無理やり拡大すると、まるでドット絵のような輪郭がギザギザの画像になったり、ノイズが目だったりして画質が大きく低下してしまう。そこで利用したいのが今回紹介する「SmillaEnlarger」である。
米GoogleがOn2の買収を完了、FSFが「VP8」フリー化を求める書簡を発表
米Googleは2月19日(米国時間)、ビデオ圧縮技術を開発する米On2 Technologiesの買収が完了したと発表した。買収金額は1億2460万ドルで、2009年8月に計画を発表した当時の提示額より1800万ドル高くなっている。また、Free Software Foundation(FSF)は同日付でGoogleに向けて公開書簡を発表し、On2の「VP8」をフリーにするよう求めた。
Linux向けSilverlight実装「Moonlight 3.0」、プレビュー版が登場
米Novellが出資するMono Projectは2月3日(米国時間)、米MicrosoftのRIA(Rich Internet Application)環境「Silverlight 3.0」のオープンソース実装「Moonlight 3.0」初となるプレビュー版を公開した。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
オープンソースのメディアプレイヤー「VLC 1.0.5」リリース——1.1公開も間近?
VideoLAN Projectは1月31日、オープンソースのクロスプラットフォーム・マルチメディアプレイヤー「VLC 1.0.5」を公開した。「WindowsとMac OS X向けリリース」と位置付けており、両OS向けに性能を改善した。VideoLAN ProjectのWebサイトよりダウンロードできる。
米Walt Disney、テクスチャマッピング「Ptex」をオープンソースに
米Walt Disney Animation Studiosは1月15日、テクスチャマッピングシステム「Ptex」をオープンソースとして公開した。最新版のバージョン2.0を専用Webサイトより入手できる。
クリエイター向けのディストリビューション「Puredyne 9.10」
Puredyne Teamは1月16日、マルチメディアディストリビューションの最新版「Puredyne 9.10」(開発コード名「Carrot and Coriander」)を公開した。WebサイトよりライブCD/DVDイメージを入手できる。
米Sony Pictures Imageworks、オープンソースシェーディング言語「OSL」アルファ版を公開
映像プロダクション会社、米Sony Pictures Digital Productionsの子会社であるSony Pictures Imageworksは1月14日(米国時間)、シェーディング言語「Open Shading Language(OSL)」のアルファ版を公開した。
オランダPhilips、MP3プレーヤーにオープンソースのメディアプレーヤー「Songbird」をバンドル
大手家電メーカーのRoyal Philips Electronics(オランダ)は1月6日(米国時間)、米Songbirdと提携し、オープンソースのメディアプレーヤー「Songbird」を自社MP3プレーヤー「GoGear」製品にバンドルすることを発表した。2010年3月にも、Songbird搭載機種が登場する見込みだ。