NokiaがSymbianを買収、Symbian OSをオープン化

 英Symbianは、同じ名前の有名なプロプライエタリのモバイル/組み込みオペレーティングシステムを提供する企業であり、このほど創業10周年を迎えたが、11周年を迎えることはなさそうである。以前よりSymbianの大株主だったNokiaは、今日(24日)残りの全株式(52%)を約2億6,400万ユーロ(およそ4億1,000万ドル)で買収すると発表した。Nokiaは買収にとどまらず、Symbianオペレーティングシステムをオープン化することも明らかにした。

ソフトバンクM、iPhoneの端末価格・料金プランを発表、8GBモデルは2万3040円

 ソフトバンクモバイル(孫正義社長)は6月23日、7月11日に発売する米アップル製の3G対応携帯電話「iPhone(アイフォーン) 3G」の端末価格と料金プランを発表した。新規契約で、24回の分割払いで購入した場合の端末価格は、8GBモデル(ブラック)が2万3040円、16GBモデル(ブラック、ホワイト)が3万4560円。ソフトバンクの直営店や大手量販店などで販売する。

日本エイサー、超小型ノートPCを日本市場投入

 台湾PCメーカーの日本法人、日本エイサー(ボブ・セン社長)は超小型ノートPC「Aspire one」を8月末に日本市場で発売する。メモリやHDD容量などスペックが異なる2-3モデルを用意、色はホワイトとブルーの2色を揃える。年内にはさらに3ー4色新たなカラータイプを発売する予定だ。日本での価格は未定だが、「他社より安い価格での発売を検討している」(小宮山智昌・営業本部本部長)としている。成長著しい超小型ノートPC分野に世界第3位のPCメーカーが参入する。

ウィルコム、Windows VistaとIntel Centrino Atomを搭載したUltra Mobile

 ウィルコム(喜久川政樹社長)とウィルコム沖縄(仲里朝勝社長)は6月17日、シャープ製のモバイル通信端末「WILLCOM D4(WS016SH)」を7月11日に発売すると発表した。7月4日から、全国のウィルコムプラザやオンラインショップ「ウィルコムストア」で予約を受け付ける。「W-VALUE SELECT」で購入した場合の価格は9万200円。

モバイルインターネットを牽引するのはエンタメではなく実用性?

 米IBMが5月21日(米国時間)に発表したモバイル端末とインターネットに関する報告書によると、消費者の多くはモバイルインターネットを使いたいと思っているが、価格や伝送速度などが障害になっているという。また、自分の端末で利用するインターネットサービスを自分で設定したいと思っている消費者が過半数を上回ることもわかった。携帯電話でもPCと同じ傾向が見られるという。

USBフラッシュメモリ用Linuxディストリビューションの比較

 最近のASUS Eee PCの人気を見れば分かるとおり、フラッシュメモリ上でLinuxを利用することは今や消費者市場でのビジネス的にも現実的なことになっている。ところでEee PCを持っていなくても、ごく普通のUSBフラッシュメモリからLinuxだけではなくデータも含めて利用することは可能で、しかもフラッシュメモリから利用可能なLinuxディストリビューションは複数存在するということはご存じだろうか。本稿ではそのようなディストリビューションのいくつかを比較してみた。