LinuxWorld:MotorolaがLinuxフォンで得た教訓レポート
その携帯電話が鳴り出したのは、Mark VandenBrink氏によるプレゼンテーションの真っ最中であった。ところが同氏が携帯の持ち主を含めた聴衆に言ったのは、「構わないから携帯に出てください。私も電話中毒ですし、皆さんも遠慮しないで、携帯の電源は入れておいてください! 私は気にしないですから」という言葉であった。VandenBrink氏はMotorolaのモバイルデバイス用ソフトウェアの責任者であり、この時はLinuxWorldにおける火曜朝のアリーナにおいて、同社がLinux搭載モバイルデバイスで得た経験を基に、第1世代のLinuxフォンで学んだ教訓と、今後のプランに加えられる変更点の概要を説明している途中であった。