独Carsten Fuchs Softwareは12月25日(ドイツ時間)、3Dグラフィックエンジン・ゲーム開発キット「Cafu Engine」(旧名称「Ca3DE」)をGPL v3の下で公開した。プロフェッショナルゲーム開発を容易にすることを目的とした開発キットで、オープンソースと商用のデュアルライセンスで提供する。
プッシュ技術でリアルタイムWebアプリを支援――「Ajax Push Engine 1.0」
フランスのベンチャー企業Weelyaは12月7日(フランス時間)、オープンソースのAjaxプッシュ技術「Ajax Push Engine(APE)1.0」を公開した。リアルタイムWebアプリケーション構築を支援するという。
PHPフレームワーク「Symfony」の最新版が登場
Symfony開発チームは12月1日、最新版として「Symfony 1.3」と「Symfony 1.4」を同時リリースした。性能と開発にフォーカスしたもので、1年ぶりのメジャーアップデートとなる。
「Symbian」と「Snow Leopard」をサポートした「Qt 4.6」が登場
フィンランドNokiaは12月1日(オスロ時間)、オープンソースのクロスプラットフォームUI/アプリケーション開発フレームワークの最新版「Qt 4.6」を発表した。携帯電話向けOS「Symbian」など対応プラットフォームが増え、グラフィック機能も強化されている。
オープンソースのメッセージングエンコードプロジェクト「Fudge」
英OpenGammaは11月6日、オープンソースのメッセージエンコードプロトコル開発プロジェクト「Fudge Messaging」を発表した。自己記述型、階層構造などを特徴とし、ミドルウェアのメッセージレイヤでの利用を主なターゲットとする。
楽天、Rubyベースの大規模分散処理基盤ソフト「ROMA」をオープンソースで公開
楽天は2009年10月24日、独自開発の大規模分散処理ソフトウェア「ROMA(Rakuten On-Memory Architecture)」をオープンソースソフトとして公開した。ソースコードはGitHub上のGitリポジトリからダウンロードできる。ライセンスはGPL3を採用した。
Nokiaが「Qt 4.6」ベータ版を公開、認定プログラムも導入
フィンランドNokiaは10月14日(ドイツ時間)、クロスプラットフォームのUI開発ツールの最新版「Qt 4.6」ベータ版および統合開発環境(IDE)の最新版「Qt Creator 1.3」ベータ版を公開した。
GitのC#実装「GitSharp」、バージョン0.1.3リリース
GitSharp Teamは2009年10月11日、GitをC#で実装した「GitSharp 0.1.3」をリリースした。GitSharpは.NET frameworkおよびMonoから利用できるGit実装で、Gitと互換性のある軽量ライブラリを目指している。
米Apple、「Grand Central Dispatch」をオープンソースに
米Appleは9月10日、「Grand Central Dispatch(GCD)」をオープンソースとして公開した。GCDは「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」の主要機能であり、マルチコア処理技術を最適化するもの。今回、ユーザー空間向けAPIを「libdispatch」として公開した。
オープンソース化された並列化テンプレートクラスライブラリ「Intel Threading Building Blocks」入門
C++で並列アプリケーションを実装するためのテンプレートライブラリとして、インテルがリリースしている「Intel Threading Building Blocks」(TBB)がある。TBBはインテル コンパイラーやインテル Parallel Studioといったインテルのコンパイラ製品に付属しているほか、オープンソース版も公開されている。本記事ではこのTBBの概要と、基本的な使い方を解説する。
楽天、Rubyベースの独自大規模分散処理基盤ソフトをサービスに導入
楽天は2009年8月27日、独自開発の大規模分散処理ソフトウェア「ROMA(Rakuten On-Memory Architecture)」を「楽天トラベル」の閲覧履歴機能「最近見た宿」に導入、本格的に運用開始した。Rubyで記述してあり、高速処理に優れるという。
Qt向けPythonバインディング「PySide」が登場
Nokiaの研究機関がブラジルに持つオープンソース団体、Open Bossaの開発者らは8月18日、Python開発者向け「Qt Framework」のAPI、「PySide」を公開した。Qtを利用した開発の促進を狙う。
設計が一新された「Apache HttpClient 4.0」リリース、
Apache Software FoundationのApache HttpComponentsプロジェクトは8月13日、HTTP標準のクライアントサイドの実装ライブラリ「Apache HttpClient 4.0」を公開した。前バージョンから設計を一新し、性能も強化した。
フィンランドNokiaが「Qt」ブランドを再度変更、「Qt Development Frameworks」へ
フィンランドNokiaは8月11日、クロスプラットフォームのUI開発フレームワーク「Qt」を開発するQt Softwareのブランド名を「Qt Development Frameworks」に変更することを発表した。これに伴い、Webアドレスも「qtsoftware.com」から「qt.nokia.com」に変更する。
数学・統計向けJavaライブラリ「Apache Commons Math 2.0」がリリース
Apache Software Foundationは8月8日、Java向けの数学・統計学コンポーネントライブラリ「Apache Commons Math 2.0」を公開した。マトリックス分解アルゴリズムなどが加わっている。
JavaScript暗号化ライブラリ「jCryption 1.0」が登場
jCryption.orgは8月2日、HTMLフォームを暗号化できるオープンソースJavaScriptライブラリ「jCryption 1.0」を公開した。ライセンスはMIT Licenseを利用、Google Codeのプロジェクトページよりダウンロードできる。
性能を強化した「OpenGL 3.2」が登場
3Dグラフィックス標準化を推進する団体The Khronos Groupは8月3日(米国時間)、2D/3DグラフィックAPIの最新版「OpenGL 3.2」を発表した。性能やビジュアル品質を強化し、「OpenCL」や「OpenGL ES」、Web上の3D標準「WebGL」など他の仕様との連携し、さまざまなアプリや端末でパワフルなグラフィックを実現していくという。
米Sony Pictures子会社、CGツール関連のオープンソースプロジェクトを公開
映像プロダクション会社、米Sony Pictures Digital Productionsの子会社であるSony Pictures Imageworksは7月30日(米国時間)、コンピュータグラフィックス分野向けの開発ツールやライブラリをオープンソースでローンチした。専用Webサイトをオープンし、3DのCGソフト「Maya」向けのカメラマスキング用プラグイン「Maya Reticule」など5つのプロジェクトを公開している。
OpenGLを利用するマルチプラットフォーム対応GUIツールキット「Clutter 1.0」リリース
米Intelが支援するClutter Projectは7月29日、オープンソースのGUIライブラリ「Clutter 1.0」を発表した。Linux、Mac、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトよりソースコードと各種言語のバインディングなどをダウンロードできる。
Zend、PHP 5.3に対応した「Zend Framework 1.9」「Zend Studio 7.0」を発表
イスラエルZend Technologiesは7月29日(米国時間)、PHPアプリケーション開発フレームワークの最新版「Zend Framework 1.9」、およびPHP統合開発環境(IDE)の「Zend Studio 7.0」を発表した。