VA Linux Business Forum 2005 開催

何とかこの時期の恒例になってきたが、VA Linux Business Forum 2005を開催する。今年は2日間だが、初日は午後からなので実質1.5日間となる。この日記を見ているような方だと初日はさほどそそらないかもしれないが、しいて挙げればNTT 第3部門の柴垣氏によるNTTグループのオープンソースの取り組みの話、あとはUFJ銀行のLinuxへの取り組みの話といったところが見どころなのだろうか。

二日目はまあこの日記を見るような人には楽しいだろう。朝一から八田真行、まつもとゆきひろ、小飼弾、山根信二、そして私の5人で「OSS Roundup」というトークセッションを2時間もやってしまう。何だか朝から脂ぎったステーキを食わされるような感じかもしれないが、結構楽しいセッションになるんじゃないかとは思っている。

で、いくつか技術セッションがあって、夕方からは若手カーネル技術者(U33)によるLinuxカーネル座談会というイベントも突然開催することになった。忙しくて世話をしている余裕がないはずなのだが、ノリでこんなのやると楽しいかもねぇとか言ってたら本当にやることになってしまった。33歳以下というのは特に大きな理由もないのだが、若手限定というのはLinux Kernel Conference等での経験上、どうも20代の元気がカーネルレイヤーでは足りないなぁ(逆に40代以上の元気が目につく)ということを感じていて、じゃあ一度若手だけを集めてみるかということが発端。33という数字はアイディアの言い出しっぺの私の年齢が基準にされたというだけのことである。