米Hortonworksは5月29日、オープンソースのHadoopディストリビューション最新版「Hadoop Data Platform 1.3」をリリースした。SQL風のクエリ言語でHadoopにアクセスできる技術「Apache Hive」との統合を強化し、使い勝手を改善している。
キー・バリュー型データストア「Apache Accumulo 1.5」がリリース
5月27日、分散型Key-Valueストア「Apache Accumulo 1.5.0」を公開した。Javaで実装されたNoSQLデータベースシステムで、米GoogleのBigTableを設計モデルとして採用、高い柔軟性が特徴となる。
管理画面を一新した「OpenNebula 4.0」がリリース
オープンソースのクラウドコンピューティング環境構築・管理ツールを開発するOpenNebula.org Projectは5月8日、最新のメジャーリリース版となる「OpenNebula 4.0」(コードネーム「Eagle」)を公開した。オープンソース版はプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
ownCloudのブックマークにアクセスできる無料のAndroidアプリ「ownCloud Bookmarks」
4月30日、ownCloud BookmarksにアクセスできるAndroidアプリ「ownCloud Bookmarks」が公開された。ownCloud向けのAndroidアプリとしては有料の公式アプリがすでに公開されているが、こちらはownCloudコミュニティが開発・公開したモバイルアプリで、無料で利用できる。
AWS互換APIや外部ツールを利用してOpenStackを操作する

OpenStackではRESTベースのAPIを使用してインスタンスやオブジェクトストレージの操作や管理が行える。提供されるAPIは独自のものだけでなくAmazon Web Services(AWS)互換のものもあり、EC2やS3に対応するクライアントなどからの操作が可能だ。本記事では、OpenStackでこのようなAPIを利用する方法や、OpenStackの操作に利用できるツールを紹介する。
Swiftを使ってクラウドストレージサービスを構築する

クラウドインフラストラクチャ構築ソフトウェアであるOpenStackには、クラウドストレージシステムを提供する「Swift」というコンポーネントが含まれている。Swiftを利用することで、自動レプリケーションや分散化といった機能を持つクラウドストレージサービスを構築することが可能だ。本記事ではこのSwiftが持つ機能を紹介するとともに、Swiftによるストレージサービスの構築手順を解説する。
Hadoop MapReduce向けテストライブラリ「Apache MRUnit 1.0」リリース
Apache Hadoop MapReduce向けユニットテストライブラリ「Apache MRUnit」の開発チームは4月15日、「Apache MRUnit 1.0.0」をリリースした。2012年5月にApacheのトップレベルプロジェクト(TLP)となって以来初のリリースとなる。
Webブラウザ上での操作でカスタムOS環境を作成できる「SUSE Studio 1.3」公開
独SUSE(Attachmate傘下)は4月11日(ドイツ時間)、OSのカスタマイズやソフトウェアのプリインストールといった作業を加えたOSイメージを作成できるツール「SUSE Studio 1.3」GA(一般公開)版を公開した。Hyper-VやKVMサポートの強化、クラウドサービスとの連携強化などが行われている。SUSE Studioを無償で利用できるWebサービス「SUSE Studio Online」も公開されている。
クラウド基盤ソフトウェア「OpenStack 2013.1(Grizzly)」リリース、多くの改良点を含む
オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「OpenStack」の7回目のリリースとなる「OpenStack 2013.1」(開発コード「Grizzly」)が公開された。SDN(ソフトウェア定義ネットワーク)やエンタープライズ技術への対応強化など、230以上の新機能を盛り込んでいるという。
OpenStackの新機能、Cinderを使う

OpenStack 2012.2(コードネーム「Folsom」)で追加された新たなコンポーネントの1つに、ブロックストレージの管理を行う「Cinder」がある。従来は「Nova」というコンポーネントがこの機能を提供していたが、Folsom以降ではCinderへの移行が進められている。本記事では、LVMおよびNFSと組み合わせてCinderを利用するための基本的な設定やその使い方を紹介する。
米Mirantis、OpenStack設定ライブラリ「FUEL」をオープンソースで公開
システムインテグレーターの米Mirantisは3月25日(米国時間)、「OpenStack」の設定・実装機能を持つライブラリ「FUEL」をオープンソースで公開した。同社の顧客であるPayPalや米航空宇宙局(NASA)などのOpenStack実装に利用した技術という。
ASF、クラウド構築プラットフォーム「CloudStack」をトップレベルプロジェクトに昇格させることを発表
Apache Software Foundation(ASF)は3月25日(米国時間)、インキュベーター(正式公開に向けた体制構築段階)プロジェクトであった「Apache CloudStack」をトップレベルプロジェクト(TLP、正式プロジェクト)に昇格させることを発表した。
米Basho、Amazon S3互換のオブジェクトストレージ「Riak CS」をオープンソースで公開
米Basho Technologiesは3月20日、「Amazon S3」と互換性のあるオブジェクトストレージを構築できるソフトウェア「Riak CS(Cloud Storage)」をオープンソースとして公開したことを発表した。Amazon S3のようなストレージサービスを社内で構築したり、パブリックサービスとして提供できる。
UIを改善、誤削除ファイルの復元機能などが加わった「ownCloud 5.0」が公開
米ownCloudは3月14日、オープンソースのファイル同期・共有ソフトウェア「ownCloud 5 Community Edition」をリリースした。任意のサーバーでDropboxのようなオンラインストレージサービス機能を実現するソフトウェアで、ユーザーインターフェイス(UI)を改善したほか、誤って削除したファイルを復元できる新機能も加わっている。
システム関連がアップデートされた「openSUSE 12.3」登場、OpenStackサポートやMariaDBのデフォルト化なども含む
openSUSE Projectは3月13日、Linuxディストリビューション「openSUSE」の最新版となる「openSUSE 12.3」を公開した。systemdの統合が完了したほか、ARMv7や64ビット版ARM版も提供される。
Hadoop開発を容易にする「Spring for Hadoop 1.0」が登場
SpringSource(米VMware傘下)は2月26日、「Spring for Apache Hadoop 1.0」をリリースした。Java向けのアプリケーションフレームワーク「Spring Framework」に「Apache Hadoop」を利用するための機能を組み合わせたもので、Hadoopアプリケーションの開発を容易にするという。
米Red Hat、Webブラウザ経由のアプリ実装が加わった「OpenShift 1.1」をリリース
米Red Hatは2月14日(米国時間)、開発プラットフォームをサービスとして提供するエンタープライズ向けのPlatform as a Service(PaaS)最新版「OpenShift Enterprise 1.1」を発表した。同日より、北米と欧州で提供を開始している。
国内で初となるOpenStackカンファレンス「OpenStack Day Tokyo 2013」、3月12日に開催
日本OpenStackユーザー会は2月13日、日本初となるOpenStack専門カンファレンス「OpenStack Day Tokyo 2013」を開催すると発表した。会場は東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホール。OpenStack FoundationのMark Collier氏による基調講演やOpenStackに関わる事業者によるセッションが予定されている。
米Red Hat、仮想化ソリューション最新版「RHEV 3.1」を発表
米Red Hatは12月5日、仮想化ソリューションの最新版「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1」をリリースした。「Red Hat Storage」との統合、拡張性の強化や管理画面の一新などが特徴となる。
米Red HatがPaaS「OpenShift」を製品化へ、「OpenShift Enterprise」を発表
米Red Hatは11月27日、Platform as a Service(PaaS)型のクラウドサービス「OpenShift Enterprise」を正式発表した。これまではベータプロジェクトとしてサービスやソフトウェアが提供されていたが、今後はRed Hatの正式な製品として提供されるようになる。