SBテクノロジー、オープンソースCRM販売のケアブレインズと資本提携

 ケアブレインズ(本社:千葉市)とソフトバンク・テクノロジー(本社:東京都新宿区)は2006年10月11日、オープンソースCRMソフトである「SugarCRM」連携ソリューションの共同開発や販売で包括的な提携を結んだと発表した。資本面でも、ケアブレインズの第三者割当増資をソフトバンク・テクノロジーが引き受ける。

RIMのBlackBerry加入者が620万人に──加入者数増もIDCは今後の苦戦を予測

 カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は2007年度第2四半期(2006年6-8月期)決算で34%の増収を記録し、同社の無線電子メール・サービス「BlackBerry」の加入者数は9月初め時点で620万人に達した。しかし、市場調査会社の米国IDCは、RIMが今後市場で苦戦を強いられる可能性があると予測している。

OSS企業に流入するベンチャー・キャピタル、慎重な選別を

周知の通り、オープンソース・ビジネス・モデルは、今、ベンチャー・キャピタルの注目を浴びている。実際、数百万ドルの資金を獲得した企業は、最近だけでも、JBoss、SugarCRM、SourceLabs、Hyperic、Zenoss、Digiumなど、枚挙にいとまがない。しかし、たとえベンチャー投資家の目を引きたかったとしても、来た話しに直ちに飛びついてはいけない、と経験者・専門家は忠告している。

GNU/Linuxの放棄がCorelの収益回復に役立つ

7年間にわたる財政的困難と再建を経て、Corel Corp.では2006年の第1および第2四半期の業績と株式公開の再開が予定どおり順調に行っているようだ。Corelでソフトウェア開発担当副社長を務めるGraham Brownによれば、この改革の最初のステップの1つは、GNU/Linux用の同社の製品、WordPerfect for Linux、Corel Linuxを放棄したことだ。