LinuxWorld San Francisco 2006がゆっくりと開幕 2006年8月17日11:33 サンフランシスコ — 今週月曜日、サンフランシスコのMoscone Centerにおいて、LinuxWorld Conference & Expoが半日間のチュートリアルとその後のパーティーで幕を開けた。
Black HatでのWi-Fi弱点の隠匿 2006年8月10日11:27 時事解説 — ご存じと思うが、全面開示とは脆弱性の詳細を何もかも公表することを是とするセキュリティ理念で、今も研究者、ベンダー、セキュリティ企業の間で議論されている。だが、先週ラスベガスで開催されたBlack Hat Briefingsで多くの見出しを賑わした話題は、それとは別のタイプの開示に基づくものであった。適当な名前が付いていないので、これを「えせ開示」と呼ぶことにしよう。以下、理由を述べる。
出だしの遅れたDEFCON 14 2006年8月9日11:50 登録受け付けの混雑を避けようと金曜早朝に出向いたのは今振り返ってみるとどうやら誤算であった。とはいえ、一瞬噴出してはプスプス失速してまたもや渋滞といった事態を何回か繰り返したにもかかわらず、時折秩序を示すこの混沌が本格的に動き出したことは間違いない。世界最大のハッカーコンファレンス、DEFCON 14の話である。
Apple、Dual Core Xeon搭載Macを発表──新MacOS「Leopard」も披露:WWDC 2006リポート 2006年8月9日02:02 米サンフランシスコで開催されているApple Computer主催の「Worldwide Developer Conference(WWDC)2006」(8月7日〜11日)で、初日の基調講演に登壇した同社CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、2007年にリリースを控えた「Mac OS X 10.5」(コードネーム:Leopard)に搭載する予定の多数の新機能を披露した。しかし、基調講演で人々の注目を浴びたのは、同氏が発表したハードウェア製品だった。
「本格的な」サイバー組織犯罪グループの台頭にFBIが警鐘 2006年8月9日01:58 「オンライン上での犯罪が急増するなか、サイバー犯罪者たちは、マフィアなどの組織犯罪グループと同じような組織を構築しつつある」──。米国連邦捜査局(FBI)捜査官のトーマス X.グラッソJr.氏は8月4日、「Black Hat USA 2006」の直後に開催された姉妹イベントの「DEFCON 14」コンファレンス(8月4〜6日)で、そうしたサイバー組織犯罪グループの台頭に警鐘を鳴らした。
Black Hatが終わり、DEFCONが始まる 2006年8月8日11:25 ラスベガス — Black Hatのブリーフィングが昨日終了した。テンポが速く、混雑した、ときには慌しかったプレゼンテーション、パネルディスカッション、Turbo Talksが行われた丸2日間であった。多くのBlack Hat参加者は、FBIも一般市民も、3日間のDEFCONのために、このままラスベガスに残ることになる。
Black Hat開催2日目 2006年8月7日11:57 ラスベガス発 ― 2日目を迎えたBlack Hatには昨日よりも多くの聴衆が集まったが、その動きにはどことなく鈍さが感じられた。おそらく昨晩、Caesar’s Palace内にある開業40周年のカジノで参加費無料のトーガパーティが行われていたせいだろう。それはともかく、このカンファレンスのセッションは興味深い話題にあふれていた。
管理アプリケーションがセキュリティ上のリスク要因に──セキュリティ会社が指摘:Black Hat USA 2006リポート 2006年8月7日11:55 エンタープライズ管理アプリケーションは、コーディングの安全性や導入方法に問題を抱えている。アンチウイルス、パッチ管理、システム管理などをサポートするアプリケーションが、悪意のある強力なボットネットに変わってしまう危険性があるからだ──。このほど米国ラスベガスで開催されたセキュリティ関連イベント「Black Hat USA 2006」では、このような研究結果が明らかにされた。
「凶悪化するスパイウェアに法的な措置を!」──IT関係者が悲痛な訴え:Black Hat USA 2006リポート 2006年8月7日11:51 スパイウェアが多くのコンピュータ・ユーザーの悩みの種となっていることを受け、一部の専門家やIT関係者は、スパイウェア配布者に禁固刑を含む厳罰を科すなどの抜本的な対策が必要だと訴えている。
Black Hat初日報告 2006年8月4日18:30 ラスベガス発 — 昨年11月のCMPによるBlack Hat買収というニュースや、「Microsoftトラック」の噂などから、Black Hatはもう終わりかと案じていた人もいるかもしれない。しかし心配はご無用だ。Black Hatは今回も賑わっている。
MacBookを無線LAN経由でハッキングする方法が公開──米国セキュリティ研究者がデモ:Black Hat USA 2006リポート 2006年8月4日01:11 セキュリティ研究者のデビッド・メイナー氏とジョン・エルチ氏は8月2日、ラスベガスで開催されたセキュリティ関連イベント「Black Hat USA 2006」で、Apple ComputerのノートPC「MacBook」を不正アクセスの標的にしたデモを披露した。
FBI、サイバー犯罪対策で民間企業との連携を強化:Black Hat USA 2006リポート 2006年8月4日01:06 米国連邦捜査局(FBI)は8月3日、オンライン詐欺の取り締まり強化に向けて「Operation Identity Shield」と呼ばれる新たな捜査班を設置したことを明らかにした。
「NACソリューションの安全性に疑問あり」──セキュリティ専門家が警告:Black Hat USA 2006リポート 2006年8月4日00:57 NAC(Network Access Control)技術は、これまで多くの問題を抱える企業ネットワークの救い主として祭り上げられてきた。しかし、インサイティックスのセキュリティ専門家、オファー・アーキン氏は、「クライアントのアクセスを制御するだけで満足している企業IT管理者は、その考えを見直すべきだ」と警告を発している。
OSCONを終えて(動画あり) 2006年8月3日11:50 第8回を数える年に一度のO’Reillyオープンソースコンベンション(OSCON)が金曜日に閉幕した。最終日の午後には、いくつかの講演と、Free Software Foundationの総合弁護士でSoftware Freedom Law Centerの所長であるEben Moglenによるフェアウェルスピーチが行われた。Moglenはソフトウェアライセンスの重要性について語り、このスピーチはカンファレンスを締めくくるにふさわしいものだった。
OSCON開催4日日:禅とトマトの話題 2006年8月2日11:21 オレゴン州ポートランド発 ― 7月27日、第8回O’Reillyオープンソースコンベンション(OSCON)は4日目を迎え、Perl 6やPythonのアップデート、Zen of Freeについての講演が行われたほか、各種展示はこの日で終了となった。
大いに盛り上がったOSCON開催3日目 2006年7月31日11:22 オレゴン州ポートランド発 ― 昨日(26日水曜)、O’Reillyによる第8回オープンソース・コンベンション(Open Source Convention:OSCON)は大きな盛り上がりを見せた。展示フロアが開場となったほか、発表やBOF(Birds of a Feather)セッションが一杯に詰まった1日だった。
OSCON、第2日 2006年7月31日10:32 第8回O’Reillyオープンソースコンベンション(OSCON)の2日目。第1日に続いてチュートリアルが開催されたほか、O’Reilly Radar Executive Briefing、Open Source Awardの授与、Larry Wallの講演「State of the Onion」があった。
元Sleepycat CEO、Oracleの組み込みデータベース戦略を語る 2006年7月28日19:35 米Oracleは大規模データベース市場で大きな支配力を有しているかもしれないが、小規模なデータベースを求めるユーザーにはあまり評価されてこなかった。Oracleが2月に買収したSleepycat Softwareの元CEOで、現在、Oracleの組み込み技術担当バイスプレジデントを務めるマイケル・オルソン氏は、そうしたこれまでの状況を変革しようと試みている。
OLS開催4日目:Kroah-Hartman氏による基調講演 2006年7月28日11:37 最終日に相当する開催4日目を向かえた2006 Ottawa Linux Symposiumは、例年どおりに閉幕時の基調講演が行われ、昨年の演者を務めたDave Jones氏による進行の下、今年度の演者であるGreg Kroah-Hartman氏とあわせて来年度の予定演者が紹介された。
Packt PublishingがオープンソースCMSアワードを告知 2006年7月28日11:31 オープンソースライセンスの下で利用可能なコンテンツ管理システム(CMS)は膨大な数にのぼる。さまざまな選択肢の比較やデモを行うためのすばらしいリソース、cmsmatrixやopensourcecmsを覗いてみるだけでも数百以上のCMSが見つかる。果たして最も優れたCMSはどれだろうか。英国のバーミンガムに拠点を置くPackt Publishingは、この疑問に答えるべく、オープンソースCMSアワード(Open Source CMS Award)の選考を行うことを決定した。