映画やドラマのレンタル/ストリーミングを事業とする米Netflixは11月29日、自社のオープンソース活動を集積したポータルの開設をを発表した。同ポータルでは、「Apache ZooKeeper」ライブラリの「Curator」プロジェクトが公開されている。
Java全文検索ライブラリApache Lucene 3.5リリース。Solrも同時にアップデート

Apache Lucene Projectは11月27日、Javaベースの全文検索エンジン「Apache Lucene 3.5」をリリースした。同時に、Luceneを利用した全文検索システム「Apache Solr 3.5」も公開されている。
さくらインターネット、外気冷房を採用した石狩データセンターを開所
さくらインターネットは11月15日、北海道石狩市に新たなデータセンター「石狩データセンター」を開所、運用を開始した。サーバーの冷却に外気冷房を採用、高いエネルギー効率を実現する。
米Adobe、「Flex SDK」をオープンソース団体に寄贈へ
米Adobe Systemsが、Flashを利用したWebアプリケーション開発ツール「Flex SDK」を非営利のオープンソース団体Open Spoon Foundationに寄贈する計画を発表した。今後、オープン開発モデルの下でFlex SDKチームやコミュニティが共同で開発を進める。
The Linux Fundation、エンドユーザー企業向けLinuxカンファレンス「Enterprise User's Meeting 2011」を12月に開催
The Linux Foundationが12月1日、国内初となるエンドユーザー企業向けのLinuxカンファレンス「Enterprise User’s Meeting 2011」を開催する。国内外のユーザー事例や企業ユーザー/ベンダーの成果を紹介、オープンソースソフトウェア(OSS)に対する企業の理解を深める情報を提供する。
OpenStackプロジェクト、独立した非営利団体「OpenStack Foundation」の設立を発表
米RackSpaceが支援するオープンソースのクラウドOSプロジェクトOpenStackは10月5日、非営利団体「OpenStack Foundation」を設立する計画を発表した。プロジェクトの独立性を尊重してのもので、ガバナンス体系を持ち、商標や著作権の保有などにも責任を持つ。
Xen、KVM、VMwareに対応するプライベートクラウド管理ツールキット「OpenNebula 3.0」発表
OpenNebula Projectは10月3日、オープンソースのクラウドコンピューティング管理ツールキット「OpenNebula 3.0」(コード名「Iris」)を発表した。さまざまな環境が混在する複雑な分散データセンターインフラを管理するためのツールを提供する。
オープンソースのクラウドインフラOpenStack、最新版「Diablo」を公開
オープンソースのクラウドインフラ開発プロジェクトOpenStackは9月22日(米国時間)、最新版となる「OpenStack 2011.3(Diablo)」を公開した。ダッシュボード、ID管理、ネットワークの3プロジェクトが新たに加わり、ユーザーのニーズに応えた。
米Citrix、クラウド管理フレームワーク「CloudStack」のエンタープライズ版をオープンソース版に統合
米Citrix Systemsは8月28日(米国時間)、クラウド管理フレームワーク「CloudStack」のエンタープライズ版とオープンソース版を統合すると発表した。これらが統合された最新版はGPL 3で提供される。最新プレビュー版はCloudStackプロジェクトのWebサイトより入手できる。
プライベートクラウドシステム「Eucalyptus 3」発表、第4四半期に提供開始へ
米Eucalyptus Systemsは8月24日(米国時間)、オープンソースのプライベートクラウドソフトウェア「Eucalyptus 3」を発表した。高可用性を組み込んだアーキテクチャを特徴とし、企業からのニーズにこたえるとしている。
オープンソースのフォレンジックツール「Volatility 2.0」登場
オープンソースのフォレンジックツール「Volatility」の開発チームは8月3日、「Volatility 2.0」をリリースした。プロジェクトに出資している米Volatile SystemsのWebサイトよりダウンロードできる。ライセンスはGPL。
米Twitter、リアルタイムデータ処理システム「Storm」をオープンソースで公開
米Twitterは8月4日、リアルタイムデータ処理システム「Storm」をオープンソースにする計画を発表した。Stormは同社が7月に買収した米BackType Technologyの技術で、データストリームの解析などに利用できるという。
「Java SE 7」が登場、米Oracleによる初のメジャーリリース
米Oracleは7月28日(米国時間)、「Java Platform, Standard Edition 7(Java SE 7)」を正式リリースした。約5年ぶりのメジャーアップデートで、またOracleが米Sun Microsystemsを買収以来初のリリースとなる。
オンラインバックアップサービスを提供する米Backblaze、同社が利用しているストレージシステムの設計仕様を公開
オンラインバックアップサービスを提供している米Backblazeは7月20日、同社が利用しているというバックアップ用ストレージシステムの設計仕様を「Backblaze Storage Pod 2.0」として公開した。汎用のコンポーネントやLinuxを使用したシステムで、容量135TBのコンテナ型ストレージシステム(ストレージポッド)を7,384ドルで構築できるという。
Attachmate傘下となったSUSEが初の製品発表、メインフレーム対応の「SUSE Studio 1.2」をリリース
The Attachmate Group傘下のSUSEは7月20日(ドイツ時間)、ソフトウェアアプライアンスの構築・管理プラットフォーム「SUSE Studio 1.2」を発表した。最新版より2エディション体系となり、メインフレームをサポートした企業向けエディションが加わっている。
Mozillaが企業ユーザー向けのワーキンググループを立ち上げ、高速リリースなど課題を議論
Mozillaは7月19日、企業ユーザー向け作業部会「Mozilla Enterprise User Working Group」を再度立ち上げることを発表した。高速リリース採用によりMozillaと企業ユーザーの意見が対立しかけたが、Firefox実装における課題について議論する場にしていきたいという。
オープンソースのグループウェアZarafa、Unicodeに対応した最新版をリリース
オープンソースのグループウェア/コラボプラットフォームを開発するZarafaは6月27日(オランダ時間)、最新版「Zarafa Collaboration Platform 7.0(ZPC 7.0)」を公開した。Unicode(UTF-8)のフルサポートなど、国際化対応が進んだのが特徴。
米Red HatがリアルタイムOS「Red Hat MRG 2.0」発表、パフォーマンスやスケーラビリティを向上
米Red Hatは6月23日(米国時間)、Red Hat Enterprise LinuxベースのリアルタイムOS製品「Red Hat Enterprise MRG 2.0」を発表した。Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.1をベースに、リアルタイムカーネルやチューニングツールなどを搭載する。
FSF欧州とgpl-violationのWelte氏、ドイツ企業のファームウェア改変禁止はGPL違反とコメント
非営利団体Free Software Foundation Europe(FSFE)は6月20日(ドイツ時間)、ドイツ企業間のGPL訴訟に関する意見書を発表した。Linuxを含むファームウェアの改変を禁じるDSLルーター企業側の行為に対し、「フリーソフトウェアの主義への攻撃」と主張している。
Hadoop対抗のHPCC Systemsをスピンアウトした米LexisNexis、Linux Foundationに加入
非営利団体Linux Foundationは6月17日(米国時間)、リスク管理サービスを提供する米LexisNexis Risk Solutionsの加入を発表した。LexisNexisは15日に自社Linuxベースの高性能クラスタシステム「HPCC Systems」をオープンソースとして公開することを発表している。